塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 雨に詠えば 源氏物語

2019-10-15 05:41:25 | 街をぶらり_2018
 次の書は、「源氏物語」(成立:寛弘5年・1008,作者:紫式部)。
 平安時代中期に成立した長編物語。主人公の光源氏と彼を取り
巻く女君達を軸に、恋と栄華、罪と苦悩が描かれている日本古典
文学の最高峰。
 展示資料は、承応3年(1654)に出版された絵入りの本で、全
54帖、紅葉山文庫旧蔵、全30冊。
 展示頁は、「野分」の巻で、光源氏36歳の8月、都に激しい
野分が吹き荒れ、光源氏の長男・夕霧が邸宅を訪れる。その時、
紫の上(光源氏の妻)の姿を目にして、その美貌に心を奪われる。
秋の風物詩、野分が演出している。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
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