コロッケ式勉強術・生活術(16)

「効率的な高速学習法」(7)
模擬試験の受け方について

模擬試験は実力がついてから受ける
という人がいますが、それでは駄目です。
模擬試験は受けられるだけの回数を受けて下さい。

通常、自宅で模擬試験と同じ時間、
同じ緊張度で、勉強をすることは出来ません。
模擬試験は、自分の知識がどの程度頭の
中で整理されているか知るため、自分の弱点を知るため、
入試本番の予想問題のため、試験慣れのために受けるのです。

よく実力がついてから受けるという人がいますが、
そんなことをしていると、いつまで経っても実力は付かないし、
もう一年ということになってしまうのです。
今すぐ可能な限り、受けて下さい。

コロッケ式勉強術・生活術(15)

「効率的な高速学習法」(6)
合格体験記を鵜のみにするな！

様々な出版社から、毎年「合格体験記」
が出版されています。
「合格体験記」の内容を
そのまま信じ込んではいけません。

例えば、「毎日4時間の睡眠時間で頑張った」とか
「一日3時間の勉強だけで合格しました」
などと書く人がいますが、「合格体験記」は
受験に合格した人の余裕の産物なのです。

だから、「苦労話もオーバー」「楽した話もオーバー」
と思って、話半分にしておくことがいいでしょう。

だからと言って全く利用価値がないわけではありません。
自分にとって役に立つ部分は、どんどん取り入れて、
自分の勉強に活かせばいいのです。

特に失敗談は参考になります。合格体験記として、
読んでおいた方が良いというものを紹介します。
私の東大合格作戦、私の京大合格作戦、私の早慶合格作戦は、
買って読んでみて下さい。
また医学部受験者は、私の医学部合格作戦を買うと良いでしょう。

コロッケ式勉強術・生活術(14)

「効率的な高速学習法」(5)

前回までのブログで、過去問の使い方が
わかったと思いますが、これからが重要なのです。

過去問から判断して、参考書の中の
自分が合格するうえで必要だと思った部分を、
何度も学習し完全に頭にインプットするというのが、
受験勉強の最も大事な点です。

過去問の研究を十分していれば、
勉強する部分が減らせるのです。

最終的に志望校の過去問は70％、
センター試験は総合90％取ることを目標にして下さい。

コロッケ式勉強術・生活術(13)

「効率的な高速学習法」(4)

過去問は、受験直前の力試しに
使用するという人がいますが、
それは大きな誤りです。

過去にこのような問題が出題されたから、
これからの学習はこのようにすべきだという
学習の方向付けに使用するのです。

過去問から逆算して、志望校と
自分との差を冷静に見つめて下さい。

過去問は、最低10年分は必要です。
古い過去問は、アマゾンやブックオフで
購入できますので、必ず用意して下さい。

一般に過去問といえば、赤本が有名ですが、
過去問集が複数ある場合は、
なるべく解説が詳しいものを選んで下さい。

10年分の過去問が手に入ったら、
コピーをしてください。
ノートの右ページに問題を貼って下さい。
ノートの左ページにその問題の解答を貼って下さい。

そして、正解を赤の水性ボールペンで
書き込んでください。
また選択肢の場合は、黄色の蛍光ペンで
正解の選択肢を塗って下さい。

次に、誤答の選択肢についてお話しします。
誤答の選択肢は、選択肢の間違った部分を
正解の文章に、黒のボールペンで書き直して下さい。

空欄を埋める場合に、記号を答える場合があります。
こういう時は、赤の水性ボールペンで記号ではなく、
正解の語句を書き込んでください。

これが、過去問のおおよその使い方です。
とにかく志望校を決め、まず過去問を頭にインプットして下さい。

コロッケ式勉強術・生活術(12)

「効率的な高速学習法」(3)

よく質問があるのですが、
過去問のポイントが
よくわからないという人がいます。

そのような人は、もし塾や予備校に
行っている場合、必ず先生に相談してみて下さい。
答えてくれないような不親切な所は、
すぐに辞めた方がいいと思います。

私は、自分の生徒たちに面接の段階で、
必ず志望校を聞いています。
決定していない人には、必ず決めて
受験勉強に挑んでもらっています。

もし塾や予備校に行っていない人で、
このことがどうしても分からない人は、
私の大学別受験勉強法をブログで調べて下さい。