コロッケ先生の合格術

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上智大学最短距離勉強法(8) 改訂

2013-08-07 16:22:57 | (13)学
国語

上智大学の国語は、文学部国文学科を除き、
出題形式は大問3題の全問選択肢の問題で、
試験時間は60分である。

問題の構成には、2種類あり、現代文2題と古文1題、
もう一つは、現代文、古文、漢文1題ずつのパターンがあります。
現代文は、ほとんど評論が出題されますが、
たまに小説が出題されることもありますので、注意して下さい。

上智大学の現代文の評論の内容は、高度な抽象的な文章である。
設問は、漢字・語いなどの知識系の問題も一部あるが、
ほとんどは読解力を問う内容説明問題と、真偽判別問題である。

選択肢の表現には、紛らわしいものが多いが、
紛らわしさの特徴が上智大学独特のパターンであるため、
そのパターンを読み取れば、実は非常に簡単な問題です。

古文については、物語・日記・説話・評論など
広いジャンルから出題されている。
ただ、頻出分野があり、歌文や歌論が出題される。
設問数が多く、様々なパターンの出題がされているため、
ある程度、古文に時間をかけないと
合格点ははじき出せないと覚悟してほしい。
漢文については、標準的な問題が多いが、
一部難しい問題も出題されている。
以上のことから、国語については、レベルが高いが
上智大学独特の選択肢の見破り方をわかれば、
9割以上を取ることも難しくはない。

現代文(1)
現代文は、まず評論を完成させなければいけません。
自分独自の評論の解き方を早期に完成させることが、
合否の鍵を握ります。

現代文は、人によって、いろいろな好みがありますので、
まず一番はじめの一冊として、次の2冊をお薦めします。

1冊目は、『現代文解釈の基礎』です。
もう1冊は、『現代文解釈の方法』です。
この2冊の本は、本文の解説が非常に詳しいのが特徴的です。
ただ、練習問題は、やや解説が少ないので、やらなくて結構です。

そして、この参考書を勉強していて、
わからない言葉が出てきたとき、
『頻出現代文重要語700』を辞書として使ってください。
とっても役に立ちます。

今言った2冊の参考書は、著者が同じ人が書いていますが、
この2冊の参考書が合わない人は、『理解しやすい現代文』を使うと良いでしょう。

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