『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

テニスを通して学んでほしいこと。

2021-12-23 23:59:00 | ツクル

こんにちは!柴田圭ですっ。


今日は太一と色々な話をしました。



テニスは自分自身の人間性とリンクします。


太一はとても高い思考力を持っていますが、ちょっと思考が固く自分目線が強く、柔軟性に欠けるところがあります。


そこが日頃の発言にもプレーにも出るので、話していくうちに太一も食らい付いてきて色々と話しました。笑



太一は駆け引きやフェイントを多く使いますが、実際は駆け引きというより僕の教えたフェイントの形を自分が一生懸命やっていて、相手の予測を外したり打ちたい方向を隠したりしているわけではないのが見ていて分かります。


話をすると太一も理解しますが、それなら全てのフェイントの形を覚えれば良いじゃないですか!と太一らしい答えが返って来ます。笑


駆け引きとは相手の心や思考とのやり取りなので、1つ1つ形で覚えるモノではなく、むしろ逆に形のないものだと思います。



作戦面にしても自分がどうしたいか、も大切ですが、相手が自分からどうやってポイントを取ろうとしているか、どうやって勝とうとしているか、を知る方が僕は大切だと思います。


相手がどうやってポイントを取ろうとしているか、が分かるから相手のやりたい事を潰して、その中で自分のやりたい事をやって行く。


自分はやりたい事をやって、相手のやりたい事はやらせない。


これが試合において一番理想の形だと思います。


そんなの当たり前!と思うかもしれませんが、多くの選手が自分がどうしたいか、自分がどうするか、自分の気持ち、など自分の視点からしかテニスの試合ができていないように思えます。



大切なことは、


人の心を知ること、人の目線で考えること、だと思います。



常に自分のペース、自分の視点、自分の考えで進みたいタイプの太一は、相手の事を考えたり相手目線でものをみるのが苦手そうです。笑


でも太一が人の気持ちを考えたり、人の目線で考える事が出来るようになったら、今なんて比べようもないぐらいめちゃくちゃ凄い能力を発揮する子だと思います!



テニスは個人スポーツなので自分さえ良ければそれで良い、など何かと自分本意になりやすい部分もあると思いますが、


相手を認め尊重し、相手の気持ちを考え、相手目線に立って物事を考えれる事で、相手を封じ相手を攻略できるスポーツだと思います。


みんなにテニスを通して人の気持ちや人の目線で考えたり、人を尊重する事を学んで行って欲しいな、と思います!

コメント
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