チャリンコ漫遊

ゆ~っくり、の~びり、新しい景色と新しい世界を求めて…リンリン・尺八・田舎暮らし… 

毎年六月恒例の関西医大白菊会総会

2019年06月22日 | リンリン
初めて通った京阪枚方市駅~イオンへの高架連絡通路からの関西医科大学病院(正面の建物)


この日はパッとしない天気では有ったが講堂内での催しで問題無しなのだが強い風にはマイッタマイッタ~
此れほど迄に強い風を受ける体験はしたこと無い。歩けないのだから……

繋がっている病院棟も大学棟も高い建物でビル風と云う舞い風も加わって強強風になったのだろう。凄かった~
タマタマ高齢女性の方と同行になったのだが気の毒だった。


定刻に始まる。
例年同様の進行、式次第通り学長、会長の挨拶。各役員さんの紹介と進む。
会長さんの挨拶にも強風の話が入っていた。

収支決算報告は監事さん体調不良で欠席。会長が代行。
皆さん其れなりの年齢だから…

現在の会長は介護関係の会社をやっている女性の方だと聞いたような~

入会した当時の会長は元気ハツラツな男性だったが体調崩し今の女性会長にバトンタッチされたのだった。



毎年90歳になられた会員さんをお祝いしている。
今年は28名。毎年出席者の中から代表者に贈られていたが今年は出席者なし。
90歳、よほどで無い限り枚方の此の会場まで来れないだろうね~、今日のような強風の日ならまして……
チャリンコ漫遊の場合は後10年、来る来ないよりも既にこの世に居てないだろうね~


仮にこれが卒寿でなく米寿だったら、どうなんだろう??
人数がどんと増えたりして……それは無いわなぁ~



全員起立して白菊会の歌の合唱と、この一年間の献体成願者38名に対して黙祷。
今までの献体成願者の合計数は2.864名らしい。合掌。


去年一年間に入会された方は38名。会員番号からみれば自分よりも300番ほど後の番号。
近年は献体登録希望者が増えて各大学側が規制していると聞いた。地域を限定し人数も制限。

面接時に前会長から、関西医大の場合は大阪でも地域は大和川以北で登録は年間50人程って聞いたような……


関西医大白菊会としての年間行事としては春に解剖体追悼法要、遺骨返還式。
秋には関西医科大学解剖体慰霊碑供養。
何れも京都・建仁寺及び建仁寺塔頭正伝永源寺で。




二部は堂迫千草オンステージ、演奏は堂迫康雄トリオ。
この堂迫千草さんはこの白菊会の副会長さんでもある。

歌詞カードも配られていて、参加者が歌う場面もあった。
🎵いつでも夢を
🎵リンゴの唄

『いつでも夢を』の曲は、1番は男性のみ、2番は女性のみが歌う、3番は一緒にと云うなかなか楽しい企画だった。

遠慮気味だったが楽しく歌った。
隣席の男性は参加せず冷めてた、歌って無かったなぁ~?

順調に進み終り、去年に続いてバッチ買って帰る。
果たして後何個のバッチの数になりますことか?



白菊会会報も今年で第38号、その巻末に毎号医大生数人の感想文が載っている。


そのひとつ【 納棺出棺式 謝辞 】

五月八日から始まった約2ヶ月間の解剖実習を終え、納棺出棺式が執り行われるにあたり、学生を代表して感謝のことばを延べさせていただきます。
生前にご自身の身体を医学のために提供するという勇気あるご決断をなさった方々、そして亡くなられた方の遺志をそんちょし、ご献体に同意してくださったご遺族の皆様方に深く感謝申し上げます。
多くの御厚意で私たちの勉強が成り立っていることを自覚し、皆様の想いを裏切ることのないよう、できるだけ多くのことを学びとろうと緊張感をもって実習に取り組んで参りました。
解剖実習では、自らの目で見て触って確かめながら理解することが、どんな教科書や講義にも勝るものだと実感しました。
それにより、以前より、格段に明確で具体的な知識を得ることが出来ました。
また知識として人体の複雑な構造や機能を学ぶだけでなく、ご献体の命の重みを深く心に刻むことで、人の命を預かる医師になるという強い覚悟を感じる貴重な体験が出来ました。
私たちの学習の為にご献体を決断してくださった方々やご遺族の皆様に改めて感謝申し上げます。そして、そのご遺志に報いることが出来るよう日々精進を重ね、一生懸命医学を学んでいく所存でございます。
ご献体された方々のご冥福をお祈りいたしまして、感謝のことばとさせていただきます。

《関西医科大学2学年生》さんの投稿をそのまま転写


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