ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

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神様のテーマパークだ佛光山!!

2011-05-24 21:58:40 | お勧めスポット
 南台湾最大の仏教道場だと言われている大きな寺院、佛光山に行ってまいりました!



 お寺の入り口近くにある駐車場にバイクを停めたのですが、そこにこんな像がありました。いったい何なのでしょうか、この像が意味するところは?神様がじゃれ合っているようなこの楽しそうな表情、なんだかのっけから面白そうじゃありませんか!



 それではお寺に入ってみましょう!と言っても佛光山は広いので、入口からの道のりはかなり長そう~。しかもこんなに傾斜がありました。かなり続くだらだら坂をひいひい言いながら上ります。



 坂道を登りきったところに許願池がありました。ここで早くもちょっと休憩。池の中から突き出ている釣り鐘めがけてコインを投げました。この鐘にうまくぶつかったら、きっと願いが叶うのでしょう。しかし、残念ながら外してしまいました。外れると当るまで投げたくなるもの。命中するまで5枚くらいコインを使ってしまいました・・・



 坂を登りきったところで右に曲がり、更に道を上っていくと、銀色の杖(?)を持った金ぴかの神様がずらっと勢ぞろいされているではありませんか!



 もうちょっと道を進んでいくと、おおおおおおおおーーーーっ!!金ぴかピンの巨大お釈迦さまが立っていらっしゃいました。その前方にはやはり金色で小ぶりの阿弥陀さまが同じポーズでズラアアアアアアッと並んでいらっしゃるではありませんか!



 いったいどこまで並んでいるんでしょうか。ちょっと数が多すぎるんではないでしょうか。いや、半端なことをしない、徹底的に神像を見せてこそ、佛光山なのかもしれません。この阿弥陀様、480体並んでいるそうですよ。ひゃあああ!!



 巨大お釈迦様の台座にも神様がドドドドドドドドドッと刻まれておりました。



 アップにするとこんな感じです。ちょびっとずつポーズが違うのですね。



 巨大お釈迦様の台座の部分はお部屋になっていて、参観することができました。ここがその入り口付近です。摩訶不思議な世界にいざなわれる感じがしますね。



 台座のお部屋の真ん中部分は鏡の間になっていました。明るくてきれいなお部屋です。



 下り坂の道をまっすぐ行くと、佛光山の正面玄関に出ました。頭山門という名の門だそうです。なんとも立派な門構えです。しかし、参観はまだまだこれからなので、境内に戻りました。



 正門のすぐ北側にある「浄土洞窟」です。ここに来るのを楽しみにしていたのですよ!ここは神様のテーマパークみたいなエリアだという噂。なんでもディズニーランドを真似て作ったという話を聞いたので、もうわくわくしちゃいます。



 これが「浄土洞窟」の入り口です。係りの人に写真を撮ってもいいのか伺ったところ、かまいませんよ、という返事だったので、わーい嬉しいラッキー!だって何年か前は写真撮影禁止だったそうですから。



 入るとすぐに神の世界が待っていましたよ~!暗かった室内にパッと灯りがつき、巨大なお釈迦さまが現れました。お釈迦様の前には額づく大勢の人々!なんとゆっくりとお辞儀をしていて動いています!お客さんが近づくと電気仕掛けで人形が動くようになっているんですね!



 電飾の柱が並び、様々な神様もお出ましになっていて、なんとも賑やかな雰囲気です。極楽浄土を表現しているのでしょうか。天井の装飾(?)も半端じゃありませんよ~。


  
 羅漢様も勢ぞろいされていましたが、中にはこのような方もいらっしゃいました。眉毛、発達しすぎです!神様ともなれば眉毛も特別なんでしょうか!?



 突きあたりにはお釈迦さまがお座りになっていらっしゃいました。我々が近づくとお釈迦様の周りにパッと電気がついて、後光が輝きくるくる回る仕掛けになっていました。あ、ありがたや~~~!!



 進行方向は左手へと変わります。そこには「九品洞」という立派な門がありました。早速通ってみましょう。



 と、そこは金きらきんの世界が広がっていました~~!!しかも、なんですか?大きな白いつららのようなものが天井から垂れ下がっているではないですか!なんだろ、コレ。



 回廊のような所を突き進んでいきますと、また神様が大勢いらっしゃる場所に出ました。ここも電気がついて、神様の人形が動く仕掛けになています。派手だわ~!



 ここの天井はすごかった!ミラーボールのようなものがクルクルまわっておりました。



 お釈迦様の前には大きな許願池がありまして、ここにキャンドルを浮かべるようになっていましたので、キャンドルに灯をともしてそっと池に浮かべてきました。



 次の間には色とりどりの蓮の花が浮かぶ池の模型に、観音様の像というこれまたありがたい光景が目に飛び込んできました。虹もかかっていてまさに極楽のイメージですね。



 参道には若い修行僧の姿もありました。このお人形さんも電気仕掛けで動くんですよ!恭しくお辞儀するんです!



 ごちそうを手に捧げ持つ神様や、楽器を演奏している神様もいらっしゃいますね。お祭りのような華やかさです。



 浄土洞窟のラストは仏教ルーレット(?)がありました!横についている取っ手を持って回す仕組みになっています。回すときっとありがたいのだろうと思い、何回もぐるぐる回してきましたが。



 浄土洞窟を出て不二門をくぐると、五百羅漢たちがお出迎え。一体一体違ったポーズになっています。



 更に階段を上っていくと朝山会館という建物が現れます。ここでは食事時に食事がふるまわれます。誰でも食事ができるようなので我々もいただきましたが、なんと食べ放題のバイキング形式になっていました。普通、お寺でふるまわれる食べ物というと、ここまで豪華ではないのですが、さすが佛光山は別格です。しかもですよ、食事料金はお賽銭、お布施程度でいいとのこと。



 更に上に上っていきますと大雄宝殿がありました。


  
 大雄宝殿の廊下脇にはこんな可愛い子坊主さんの花燈がありましたよ!



 西側のお庭にも子坊主さんの花燈が。夜になったら灯りが入るのでしょう。



 大雄宝殿の中に入ってみましょう。中央には金色のお釈迦さまがいらっしゃいました。もちろんお参りもしました~!



 もっと佛光山見学をしたかったのですが時間切れとなり、やむなく引き返しました。いやあ~、やっぱり佛光山は広かったです。またその偉大さもよくわかりました!
 最後は観音池の白い観音様に手を合わせ、佛光山とお別れしました。

佛光山:高雄市大樹郷興田村興田路153号

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3 コメント

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勉強になります! (旅行好き団塊世代)
2011-05-27 16:24:18
小生(東京在住)の次女は縁あって、関西地方で坊守(住職の妻)をしてます。そんな関係で、京都には、何回か家族で行き、お寺を見学しました(多くある寺院のごく一部ですが)。そんな訳で、少し仏教をネットや本で勉強しましたが、同じ仏教でも違いますね!大乗仏教、小乗仏教と区別できて、またその国に合わせた微妙な違いが面白いです。次女の結婚を仲人したあるお寺(本山は京都)の偉い住職曰く、お釈迦様はあまり細かいことを言っていないと。
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追記 (旅行好き団塊世代)
2011-05-27 17:03:17
台湾でも台北近辺の廟、宮、寺のごく一部しか知らないですが、淡水の手前の關渡宮は興味深かったです!龍山寺は参拝客が多く、老若男女が一生懸命お祈りしているのが感動的です。日本では、拝むのがあっさりしてるような気がしますが?(私も同様)
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同じ仏教でも (ももママ)
2011-05-27 23:26:53
旅行好き団塊世代さん

コメントいただき、ありがとうございます。

日本も仏教の国ですが、お寺のたたずまいを比べると、台湾とは大きな違いがありますね。
日本のお寺はわびさびのある雰囲気と言いましょうか、神社仏閣は地味目な感じがします。

反対に台湾のそれはものすごく派手で、大層にぎやかな感じがしますね。

台湾には日本では信じられないような、面白いお寺がたくさんあって、日本人としては興味深いです。

台湾のお寺では、いろいろな神様が一つの寺にいらっしゃる場合も多く、そんな時は参拝順路が決められていたりします。
お線香を立てる箇所も数も決められていたりしますので、皆さんそれに従って線香を持ってお寺の中をぞろぞろ歩き、すべての神様にお参りするので熱心にお参りしているように見えるのでしょうね。
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