ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

美しい湖口老街(追加記事あり)

2014-12-13 17:02:08 | 町を訪ねて
 新竹縣湖口にある老街に行ってきました。

       
 台鐵の湖口駅が湖口の玄関口。ここから新竹客運バスで老街まで移動します。この日はとってもいいお天気でした。

       
 「舊湖口」でバスを降り、中正路を南下して突き当たりの教会の所を左に曲がると、老街の始まりです。ここは老街の西側の部分。

       
 老街にはお店もたくさんあります。ここは「大窩口工作坊」というお店。ガラスの風鈴や木の玩具なんかを売っている様子。

            
 お土産を売るお店の赤い布が印象的。

            
 原木を活かした椅子が置いてありました。ずいぶん使い込まれたような椅子ですね。上に開く扉と、道側に突きだしたテーブルは老街で時々見かけられる様式ですね。

       
 更に進んでいくと・・・・わあ~っ、レンガ造りの建物が左右に整然と建ち並んでいて見事な眺めです!青い空に町並みがよく映えて、とっても綺麗!まっすぐ伸びる石畳の奥に吸い寄せられそう!バロック式の建物がズラリと並んだら、エキゾチックな感じがします。また違った台湾の顔を見たような気分になりますね。亭仔脚の上部と窓の上部がアーチ型の美しい弧を描いていて、しかもきちんと整っています。

       
 建物一つ一つに施されたレリーフもそれぞれ違ったデザインで、見ているだけでも面白いですね。ここのお宅は見るからに立派な彫刻。

       
 ここのレリーフ、お花でしょうか。色ぬ塗り分けも細かいですね。

       
 これは・・・大根とカブかしら?葉っぱもかなり自己主張しています。

       
 うーん、この実はは何だろう?果物かな?

            
 このお宅のレリーフは特に素晴らしかったです。これはもうアートですね。

            
 レンガの赤と白い部分を組み合わせたおうちもポップな感じでまた良しですね。

       
 老街の東側には三元宮というお寺がありました。民國3年に建てられたこのお寺は、湖口市民の信仰の中心だったと言います。今はひっそりとした佇まい。

       
 三元宮から北へ伸びる道沿いにもレンガ造りの建物が続いています。ここに人が今でも住んで生活しているということに、ちょっと感動したりして。

            
 建物と建物の境にも亭仔脚のアーチがくっきりと描かれていて、こうやって見るとまるでトンネルみたい!


    
 味のある、すてきな看板を見つけました!



 夏場は屋台のアイスクリーム屋さんが出ているようです。ちょっと日本的な感じがしますね。



 アイスクリームはタロイモの味。濃厚でおいしかったです!



 老街の少しはずれに戦車が!!


    
 レンガ造りの立派な洋館を見つけました。



 八角楼といううちなのだそうです。日本統治時代に建てられたようです。今は誰も住んでいません。

台湾にたくさんある老街の中でも湖口老街はちょっと地味めな感じがしますが、実際この目で見てみるとその美しさにつられ、ついついシャッターを切ってしまいました。300メートルほどの長さの老街ですが、来て見る価値は大いにありますよ。

行き方:台鐵「湖口」駅から新竹客運(鳳山村線の新竹行き)に乗って「舊湖口」下車。バス乗車時間は10分ほど(湖口駅から舊湖口まで22元でした)。

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2 コメント

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Unknown (こち)
2008-10-03 17:26:04
ガラスの風鈴か。 いいなぁ。
台湾にもあるんですね。

日本もそうですが、昔の様式の建造物って
ほんとに素敵。
建築のことがもっとわかったら
きっともっと楽しいんだろうに、と思いますね。
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建物 (ももママ)
2008-10-03 23:23:12
湖口老街に建ち並ぶ建物は、とっても綺麗でステキでした!
昔の建築ですが、レンガ造りの重々しさが素晴らしく、見応えがありました。
建築のことは、私も詳しくありませんが、見ているだけで面白く、楽しかったです。
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