陽明山にある「草山行館」へ行ってみました。
ここは元々日本統治時代の製糖会社が所有した招待所だったそうですが、その後蒋介石の官邸になり、随行員も周りに住んでいたということです。しかし、4年前に起きた小火で建物が焼失してしまいました。それが昨年末リニューアルし再オープンとなり、きれいになっていました。
建物は一つだけではなく、メインの通りから少し下ったところに点在していました。
そしてこちらが火事でなくなってしまった建物を元の姿にリニューアルした所。
中に入ってみますと、そこはちょっとしたギャラリーになっていました。
台湾の陶芸作家たちの手による作品が並べられ、販売されていました。
その奥にはレストランもあります。木の床張り、天井も木でできています。それにテーブル席の上に吊されたレトロな照明が素敵です。
建物は意外と奥まっていて、和風建築のように木の廊下が奥へと続いています。
こんな面白いデザインも随所に見られます。半円形の窓や欄間もあって、どこか懐かしい様式。
一番奥の部屋は蒋介石がお客さんと歓談した部屋のようでした。なんと暖炉もあったのですね!
草山行館から下を見下ろせばいい眺め!緑が目に染みました。
草山行館:臺北市北投區湖底路89號 | TEL:02-2862-2404 | 展覧開放時間:10:00-17:00 | レストラン営業時間:11:00-21:00
月曜定休日 入場料30元
草山行館についてはこちらのサイトをご覧ください(日本語)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます