澎湖の旅最終日は南海へ。本島の南に点在する島々を巡るツアーに参加しました。前日に引き続き、小型船に乗って馬公の港から出発です。
船はまず桶盤島へ。この島には火山の跡が残っていました。昔火山が噴火し、玄武岩を激しく吹き上げた様子を今も留めています。この島の玄武岩群なかなかも迫力がありました。
次に虎井島へ。この島には日本統治時代、山本五十六が作らせた地下の戦闘基地があります。ガイドさんの話によると、地下壕を作るのに1年以上かかったそうで、島の石をふんだんに使い、頑丈な造りにしたのだとか。
虎井島の高台から海を臨むととってもいい景色。凛とそびえる玄武岩の壁が印象的。ガイドさんが「てっぺんにポコンと突き出ている岩はちび丸子ちゃんに似ているでしょう」と言っていました。
桶盤島もそうですが、ここ虎井島にもあちこちでサボテンとアロエが群生していて、風が強く日射しの厳しい風土がうかがえました。サボテンの葉にくっついている紫色のものは実。サボテンの実は「澎湖赤りんご」と呼ばれ、ビタミンCが豊富に含まれているとのこと。爽やかな酸味があって、ジュースやお酒やアイスクリームに加工され、澎湖島の名物になっています。
続いて望安島へ。この島には『中社村古厝』という集落があります。この集落の住宅は島の石(菊花石など)で造られた塀に特徴があり、300年以上そのままで残っていて、まだ人が実際に住んでいます。ここの住宅を見ていて、どっかで見たような風景だなァ~と思いましたが、そう、沖縄の離島なんかもこんな雰囲気ですよね。
『中社村古厝』にはのんびりした南国の風情が漂っていて、台湾映画の「桂花巷」や「殺夫」の撮影ロケが行われたそうです。
最後に七美島へ。この島にも玄武岩とこの地方の気候が作り出したおもしろい風景が見られました。獅子に見える岩や、龍がくねっている姿に見える岩(写真上)、妊婦が仰向けに寝ている姿に見える岩などがそうです。
が、メインの見所は何といっても『雙心石滬(ツインハート)』!!これを見るの、すっごくすっごく楽しみにしていたんです~!!七美島の北岸にある二つのハート形の石囲いは、昔地元の漁師さんが作ったもの。満ち潮の時にハートの中へ入った魚が、引き潮の時に逃げられなくなって残るという、伝統的な漁です。定置網漁の簡単版とでも言いましょうか。
上から見ると、エメラルドグリーンが混じった青い海に、ぽっかりと浮かび上がったツインハートが何とも愛らしく、とってもファンタジックでしょう?このハート石をこの目で見たくて、はるばるやってきたのですよ~。
澎湖の島々には地面に赤い可憐な花があちらこちらに咲いています。これは「天人菊」という花で、澎湖縣の縣花なんだそうです。夏になると開花するのだとか。
南海ツアーも他のツアー同様、ホテルのフロントや馬公市の旅行代理店などで手配できます。小島までは小型船に乗りますが、島に着いたらバスで移動するかバイクで移動するかを小型船の責任者にはっきりと告げてください。バイクの方が安いですが、暑い日は疲れるのでバスでの移動をお勧めします。澎湖本島から七海島までは1時間10分かかりました。天候により船の走りが変わりますので、時間は参考まで。
船はまず桶盤島へ。この島には火山の跡が残っていました。昔火山が噴火し、玄武岩を激しく吹き上げた様子を今も留めています。この島の玄武岩群なかなかも迫力がありました。
次に虎井島へ。この島には日本統治時代、山本五十六が作らせた地下の戦闘基地があります。ガイドさんの話によると、地下壕を作るのに1年以上かかったそうで、島の石をふんだんに使い、頑丈な造りにしたのだとか。
虎井島の高台から海を臨むととってもいい景色。凛とそびえる玄武岩の壁が印象的。ガイドさんが「てっぺんにポコンと突き出ている岩はちび丸子ちゃんに似ているでしょう」と言っていました。
桶盤島もそうですが、ここ虎井島にもあちこちでサボテンとアロエが群生していて、風が強く日射しの厳しい風土がうかがえました。サボテンの葉にくっついている紫色のものは実。サボテンの実は「澎湖赤りんご」と呼ばれ、ビタミンCが豊富に含まれているとのこと。爽やかな酸味があって、ジュースやお酒やアイスクリームに加工され、澎湖島の名物になっています。
続いて望安島へ。この島には『中社村古厝』という集落があります。この集落の住宅は島の石(菊花石など)で造られた塀に特徴があり、300年以上そのままで残っていて、まだ人が実際に住んでいます。ここの住宅を見ていて、どっかで見たような風景だなァ~と思いましたが、そう、沖縄の離島なんかもこんな雰囲気ですよね。
『中社村古厝』にはのんびりした南国の風情が漂っていて、台湾映画の「桂花巷」や「殺夫」の撮影ロケが行われたそうです。
最後に七美島へ。この島にも玄武岩とこの地方の気候が作り出したおもしろい風景が見られました。獅子に見える岩や、龍がくねっている姿に見える岩(写真上)、妊婦が仰向けに寝ている姿に見える岩などがそうです。
が、メインの見所は何といっても『雙心石滬(ツインハート)』!!これを見るの、すっごくすっごく楽しみにしていたんです~!!七美島の北岸にある二つのハート形の石囲いは、昔地元の漁師さんが作ったもの。満ち潮の時にハートの中へ入った魚が、引き潮の時に逃げられなくなって残るという、伝統的な漁です。定置網漁の簡単版とでも言いましょうか。
上から見ると、エメラルドグリーンが混じった青い海に、ぽっかりと浮かび上がったツインハートが何とも愛らしく、とってもファンタジックでしょう?このハート石をこの目で見たくて、はるばるやってきたのですよ~。
澎湖の島々には地面に赤い可憐な花があちらこちらに咲いています。これは「天人菊」という花で、澎湖縣の縣花なんだそうです。夏になると開花するのだとか。
南海ツアーも他のツアー同様、ホテルのフロントや馬公市の旅行代理店などで手配できます。小島までは小型船に乗りますが、島に着いたらバスで移動するかバイクで移動するかを小型船の責任者にはっきりと告げてください。バイクの方が安いですが、暑い日は疲れるのでバスでの移動をお勧めします。澎湖本島から七海島までは1時間10分かかりました。天候により船の走りが変わりますので、時間は参考まで。
私は七美から入って、望安と共に個人で宿泊するルートを選んでしまったため、あまり効率よくは回れませんでした。虎井も行ってみたかったのですが。。。
もし次回機会があれば、馬公をベースにして同じようなツアーに参加してみたいです。
私もチャンスがあったら、また行ってみたいです。
残念ながら北の吉貝島には行けませんでした。
3日しか日程がなかったので、これがぎりぎりいっぱいでした。
吉貝はマリンスポーツにいいらしいですね。
今回はシュノーケルも持って行ったのですが、観光を優先させたので、馬公市内の海水浴場で泳いだだけ。
次回は吉貝で潜ってみたいです。
Qing Zuiさんもまたの機会に虎井島や桶盤島に行ってみてください!