南園の続きです~!
山の谷間一つ分がすべてお屋敷の敷地になっているような南園ですから、見晴らしがやっぱり素晴らしいですね。
さて奥まった部分にある建物は南楼につながっていて、大変ダイナミックな造りです。
建築様式の他、壁や柱などの彫刻も素敵です!こちらの木工彫刻などはほほー!とため息がでました。
庭の緑と飾り窓が作り出す風景もお見事・・・
南楼の建物の中にはこんなにゴージャスな衝立と椅子がありました。いったい誰が使ったんだよ、こんな贅沢なもの!と思ったら、イギリスのチャーチル夫人やソ連のゴルバチョフ元大統領やフィリピンのラモス元大統領など、海外からの来賓がここを訪れたとのこと、きっとこういった方々に豪華な家具を見せたのでしょうねぇ。
渡り廊下と渡り廊下がクロスしているところは上部が半円型になっている様式で、ここから見ると重なって見えてきれいです。
木製の柱にも彫刻が施されていて、その一つ一つが秀逸です。
南楼の中では中国琴の演奏がありました。優雅で素敵な音色がお伝えできないのが残念・・・
南楼の中にある南亭からの見晴らしは最高!この東屋でしばらくゆっくりしたくなります。聞くところによると、南亭の丸い床の中心は風水の最もいい位置なのだとか。ここで大きく深呼吸をして、いい気を取り入れたい気分!
南園はいろいろな角度から見るとまた違って見えて楽しいです。同じ色の煉瓦と屋根瓦が連なって見えるのも素敵です。
また、渡り廊下がこのようになだらかな曲線でつながっているのも優雅な感じがします。
渡り廊下を歩きながら、素敵なお庭を見られるのもいいですね。
池、屋敷、山、空と並ぶシブい風景。
突き当たりに来ると飾り窓が待っています。
南園にはレストランもあります。こちらがレストランへの入り口。
こちらが南楼の一番奥の建物。勝手口らしいのですが、玄関としてもOKなんだとか。
こちらも裏口と言われる延爽門。立派な門構えです。
南洋杉を隔ててお屋敷と反対の方向にはホテルがあります。ここは元は従業員の寮だったという話です。ホテルの建物もお屋敷同様赤い煉瓦造りになっています。
遊園区の外のお庭には白孔雀さんがいます~!
桂苑手前の芝生の上には王吾氏の像が建っていました。
南園のサイトはこちらです。
南園:新竹縣新埔鎮九芎湖32号
台湾新幹線台湾高鐡新竹駅からならタクシーで30分。台鐡湖口駅からタクシーで20分。
南園入園はすべて予約制になっています。予約のサイトで必要事項を書き込み、申し込んでください。