《Blue in Green》というホ-ムペ-ジがある。BOSSさんが運営する山岳渓流釣行のレポ-トが素晴らしい。『フライの雑誌』という月刊誌に世附川の管理釣場化に対する持論を展開したりと私たち自然回帰派の代弁者でもある。
そのBOSS氏が『丹沢大山総合調査』のセミナ-参加レポ-トをアップされた。
丹沢の森林劣化と森林整備、植生物などの現況調査に基づき再生基本構想を策定し実現に向けて活動していこうとする地道ではあるが、神奈川県環境農政部をあげてのプロジェクトに力強さを感じる。
私も『丹沢』を愛してやまないひとりである。小学3年生の頃から丹沢に足を踏み入れ、その奥深さに底知れぬ魅力を感じている。しかし近年、ブナの立ち枯れや植生物の絶滅を目の当たりにして絶望感さえ抱いていた。なんとかできないのか?
さてそこで問題です。『地球は金魚鉢である。地球と人間の関係は金魚鉢と金魚の関係に等しい。この前提条件から、人間はまさしく金魚に他ならない』
この一見難解そうな方程式をこれからあなたと解いてゆきたい。
あなたは5匹の金魚を飼っている。飽食に慣れきったあなたは必要以上にエサを与え、金魚も飽食を満喫し肥満してゆく。食べ残ったエサと金魚のフンは金魚鉢の底に沈み堆積してゆき水は少しずつ汚れてゆく。
あなたは金魚鉢の水を10年間放置する。やがて水の汚れは水草や酸素発生装置の浄化能力を遙かに超え、水草は腐り酸素発生装置は目詰まりして機能を失い加速度的に水質汚濁は進んでゆく。
そして10年後、水はヘドロ状に変質し金魚の生命を維持する能力を失う。
結局、金魚は自らが排泄したフンによって生活環境を破壊し子孫を残すこともできずに、もだえ苦しみながら死に絶えてしまうであろう。
人類は、気の遠くなるような地球の歴史の中で、現代のたった30年の間に愛すべき地球を汚染し尽くしてしまった。これからの30年間はどうなるだろうか?
私たちは、言葉だけで環境浄化を唱え、企業の経済活動を悪の権化のようにつるしあげるが、私たちが豊かな生活を求め続ける限り環境を語る資格はない。私たち自身が有毒な欲望のウンコや豊かさのウンコを毎日大量に排出しており、環境汚染の重大な共犯者であり下手人だからである。
くちばしの折れ曲がった鳥達や足のない猿、奇形の生じた魚たちは、彼らの身をもって私たち人類の未来の姿を示し警告を発してくれているのではないだろうか?
私たちには今、地球を劇的に変えるような力は残念ながら持ち合わせていない。
だからこそ『丹沢大山総合調査』の活動に期待したいし、自らも行動に変えるきっかけにしたいと思う。
人類の英知と人間の良心は、果たして地球を救えるのだろうか?
そのBOSS氏が『丹沢大山総合調査』のセミナ-参加レポ-トをアップされた。
丹沢の森林劣化と森林整備、植生物などの現況調査に基づき再生基本構想を策定し実現に向けて活動していこうとする地道ではあるが、神奈川県環境農政部をあげてのプロジェクトに力強さを感じる。
私も『丹沢』を愛してやまないひとりである。小学3年生の頃から丹沢に足を踏み入れ、その奥深さに底知れぬ魅力を感じている。しかし近年、ブナの立ち枯れや植生物の絶滅を目の当たりにして絶望感さえ抱いていた。なんとかできないのか?
さてそこで問題です。『地球は金魚鉢である。地球と人間の関係は金魚鉢と金魚の関係に等しい。この前提条件から、人間はまさしく金魚に他ならない』
この一見難解そうな方程式をこれからあなたと解いてゆきたい。
あなたは5匹の金魚を飼っている。飽食に慣れきったあなたは必要以上にエサを与え、金魚も飽食を満喫し肥満してゆく。食べ残ったエサと金魚のフンは金魚鉢の底に沈み堆積してゆき水は少しずつ汚れてゆく。
あなたは金魚鉢の水を10年間放置する。やがて水の汚れは水草や酸素発生装置の浄化能力を遙かに超え、水草は腐り酸素発生装置は目詰まりして機能を失い加速度的に水質汚濁は進んでゆく。
そして10年後、水はヘドロ状に変質し金魚の生命を維持する能力を失う。
結局、金魚は自らが排泄したフンによって生活環境を破壊し子孫を残すこともできずに、もだえ苦しみながら死に絶えてしまうであろう。
人類は、気の遠くなるような地球の歴史の中で、現代のたった30年の間に愛すべき地球を汚染し尽くしてしまった。これからの30年間はどうなるだろうか?
私たちは、言葉だけで環境浄化を唱え、企業の経済活動を悪の権化のようにつるしあげるが、私たちが豊かな生活を求め続ける限り環境を語る資格はない。私たち自身が有毒な欲望のウンコや豊かさのウンコを毎日大量に排出しており、環境汚染の重大な共犯者であり下手人だからである。
くちばしの折れ曲がった鳥達や足のない猿、奇形の生じた魚たちは、彼らの身をもって私たち人類の未来の姿を示し警告を発してくれているのではないだろうか?
私たちには今、地球を劇的に変えるような力は残念ながら持ち合わせていない。
だからこそ『丹沢大山総合調査』の活動に期待したいし、自らも行動に変えるきっかけにしたいと思う。
人類の英知と人間の良心は、果たして地球を救えるのだろうか?
もしお会いする機会があったら、きっと、がっかりすることでしょう(喜)
丹沢大山総合調査は大調査団が結成され、さまざまな調査・分析がおこなわれています。保全・再生の機運も高まってきました。
みんなが「自分に何ができるのか」を考えるきっかけになれば嬉しいですね。
よろしかったら3月4日のシンポジウムにも参加されてみてください。
今後もよろしくお願いします。
ここのところ渓流に立つ機会が減ったためBOSSさんやホリさんのサイトで疑似体験させて頂きながらサイトの中で一緒にロッドを振っています。美しい画像にもみとれています。
昨年暮れのホリさんとの山鍋会でもBOSSさんの話がでました。釣り以外にも精力的な活動に敬服しています。丹沢の沢の水量が減り続けているのは森林の衰退の影響でしょうか?絶望的なブナの大木の立ち枯れは大気汚染の影響でしょうか?ブナも沢も魚も苦しみながらかろうじて生き延びているような気がしてかわいそうでなりません。BOSSさんの活動に期待するだけではなく私たち一人ひとりが行動に変えることが大切だと思います。
パスワ-ドがないためBOSSさんのBBSに書き込みできないのが残念です。
差し支えなければBOSSさんのサイトをリンクさせて頂けませんか。相互リンクの必要はありませんので。
BOSSさんと知り合えるきっかけを作ってくれたホリさんに感謝します。いずれ丹沢の溪でお会いしたいですね。今後とも宜しくお願い致します。
自然はそのままが一番ですね。
壊された自然と真面目に取り組む方々に敬意を表します。
一人一人が出来る簡単なことから始めたいですね。