流通大手がネット通販を強化している。
国内の消費者向けネット通販の市場規模は2010年は7兆7
880億円から、2016年15兆1358億円とほぼ倍増し
た。特にアマゾンの国内売上高は2016年に約1兆2000
億円と2年間で3割増え、存在感を増している。
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国内小売り業最大手のイオンは、2017年2月期の売上高は
8兆2000億円だが、ネット通販のウエイトはわずか1%弱
にとどまっている。岡田社長は昨年12月の経営方針説明会で
ネット通販の割合を2021年2月期には12%まで高める。
「アマゾンがやっていることに追いつかないといけない」。
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百貨店大手の三越伊勢丹は、4月には新たなネット通販事業を
始める。杉江社長は従来のネット通販の仕組みと異なり、伊勢
丹新宿本店や三越日本橋本店などの基幹店と連携し、商品紹介
に力を入れる。中長期的にインターネット通販事業の売上高を
東京都内にある基幹3店に準ずる規模に拡大する考えを示した
。4月にも始める新たなネット通販事業では、商品説明を充実
させることで、アマゾンなどとの差別化を図りたい。
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セブン&アイの独自通販「オムニ7」を2015年に本格導入
したが利用者は伸び悩んでいる。井坂社長は「自社でサイト運
営や物流をやるのではなく他社と組んでやっていきたい」。
これまで店舗の強みを訴えてきた流通業界に、アマゾンの存在
が危機感を与えた。消費者もネットと現実の店舗を同列してお
りネット通販を強化するのは自然の流れのようだ。
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