明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

新国立競技場

2015年07月01日 | 不動産屋のスポーツ観戦
新国立競技場の建設計画の見直し案が発表された。
建設費は当初1625億円だったが、約900億円も上回る額とな
った。これは当初の60%アップで2520億円になる。
ラグビーワールドカップ(W杯)の開幕4ヶ月前となる2019年
5月に完成する予定という。2本の巨大アーチで開閉式屋根を支える
特殊構造は、工費が膨らむ主因であったが、変更されなかった。

開閉式屋根を設けるのは、工期の関係から20年の東京オリンピック
後に先送りされる。巨大アーチがこれほどの額を要するとは驚かされ
るが、なぜこの構造そのものを取りやめることが出来なかったのか。
国内の著名建築家は、工費を抑えラグビーワールド杯にも間に合う
代替案を示していたのに、下村文部科学相はこの案を却下した。

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は、斬新なデザイ
ンが国際オリンピック委員会(IOC)から「大きな評価と期待」
を得たと強調し、巨大アーチの現行デザインでの建築に固執する。
しかし、メインスタジアムに巨費を投じることは、開催費用の削減を
押し進めるIOCの改革の流れに逆行する。

財源確保の目途が立たないのに、見切り発車する下村氏の姿勢も問題
だ。建設費には国民の税金のほか、東京都にも500億円超の負担も
要請しても2520億円にはとても及ばない。下村氏は、寄付など
「民間の協力もいただく」と述べているが・・・。

2012年に出された1300億円案が、何度も迷走して2620億
円になるとは呆れるばかりだ。負の遺産を押し進める森喜朗会長と
下村文部大臣の2人の案が国民の理解を得られるのだろうか。


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