明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

日産拡大転換

2019年07月28日 | 不動産屋のブログが一番


日産自動車は業績の落ち込みが鮮明となった。
主力の北米、欧州の販売不振が原因で業績改善に向け2022
年までにグループ全従業員の約1割に当たる1万2500人規
模の人員削減を海外中心におこなう。6月に発足した西川広人
社長兼最高経営責任者の新体制は厳しい船出となった。

西川社長は「米国事業は収益が相当落ち込んでいる」と述べ、
北米事業の立て直しに注力する姿勢を示した。日産の北米事業
はゴーン氏の主導で、無理に値引きによる販売台数の拡大が進
められた。西川氏はこの方針を見直し、利益率が低水準にとど
まっているレンタカー会社など法人向け販売の縮小に乗り出し
ている。値引き販売で傷ついたブランド力の低下は深刻で、販
売価格を引き上げて収益改善につなげるという道筋は描き切れ
ていない。

収益改善のもう一つの柱となるのが、生産能力や人員の大幅削
減によるリストラ策だ。ゴーン氏は新興国を中心に生産能力の
拡大を推し進めたが、今後は海外を中心に14拠点の生産ライ
ンの停止などに踏み込む。「ダットサン」や小型車を中心に売
れ筋以外の車種は1割削減する。

リストラを進める一方、電動化や自動運転など次世代車に対応
した研究開発費は1割程度積み増す方針だ。しかし米中貿易摩
擦など先行き不透明感の高まりにより自動車販売を急激に回復
させるのは難しいとの見方もある。早期の業績回復を果たさな
ければ、ゴーン問題を乗り切った西川氏の責任論が2022年
を待たずに再び強まる可能性も出てきそうだ。

 


今日のブログがよかったらクリックしてね
             ↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報    http://www.sennenhome.sakura.ne.jp

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5年間で80%が廃業 | トップ | 経理の仕事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

不動産屋のブログが一番」カテゴリの最新記事