アメリカオクラホマを襲った巨大竜巻の実体がわかってきました。
最大風速は93mといいますから並の台風の2倍ほどはあり、竜巻の幅
は最大時2キロ。強さを示す藤田(F)スケールは、当初より一段引き
上げ最も強い「EF5」に修正されました。
時間にしたら数十秒ほどかもしれませんが、上昇に吸い上げる破壊力は
想像以上で建物屋根部はなくなり家具家電類もなくなってしまう。
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当然部屋に人間もいれば吸い上げられますが、オクラホマは竜巻が多発
するので地下室を作る家が多く、避難警報のサイレンで地下に避難した
人が多かった。それでも死者数は24人、負傷者は230人以上。
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今回の竜巻は多重竜巻の可能性があるという。4個前後の竜巻に外枠に
幅2キロの巨大竜巻を作りあげているので、何度も竜巻が襲いかかるこ
とになり破壊力が増加する。
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アメリカで起こる竜巻は年間1000個前後だが、地球温暖化により今
後竜巻の発生件数が増え、強さも増してゆく傾向にある。
地球温暖化で海上の水蒸気量が増加され、暖かい湿った空気がアメリカ
中西部に流れロッキー山脈からの北からの冷たい空気とぶつかって積乱
雲が発生しやすくなるからだ。
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日本でも年間20個前後の竜巻が発生していて、今回のような米国並の
発生率は低いといわれるが、温暖化が進むことにより今より強い竜巻が
発生する可能性は高くなる。
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竜巻のような雲を見つけたら窓と雨戸を閉め、家の中で一番頑丈につく
られているトイレかお風呂などに避難すればいいようだ。
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