建築業と不動産業の仕事を始めて35年になる。
その間色々な職人さんと共に仕事をしてきたが、主要な職人さ
んになるのは大工さん。大工さんの仕事の合間に入ってくる職
人さんは電気屋さん、水道屋さん、左官さん、瓦屋さん、内装
屋さん、塗装屋さん、ガス屋さんなど多彩に渡る。なので大工
さんの善し悪しで、現場の善し悪しも決まってくる。
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いい大工さんは体が動く限り、仕事が出来なくなるまで頑張っ
てもらった。しかし仕事をしていると、大工さんの人間性とか
色々な問題も出てくるものでどうしても信用出来なくなると
取引がなくなっていった。
・
先日ある一軒家から自転車を押しながら1人の男が出てきた。
最初はよくわからなかったが、よく見ると以前仕事をしてもら
ったことがあった大工さんだった。その大工さんの腕前は、
職人さんとしてまぁまぁだったが口の悪い職人さんだった。
仕事をしてもらったのは、もう30年前だっただろうか。
当時はまだ若かったのに、いつの間にか自然消滅していた。
・
元大工さんの身なりを見ておどろいた。年齢は70才中半ぐら
いになるのだろうが、背中の丸まった姿はいたいたしい。
当社で最後まで仕事をしてもらった大工さんがいた。77才の
喜寿で新築を建ててもらったことがあるが、2階の屋根の上を
歩く姿が今でもまぶしく輝いている。
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