昨日、陸上100m短距離走のボルト選手のテレビ番組をやっていました。
9.6秒台の記録は、30年間は破られないといわれていたが、ある陸上選手
権でボルトが9.58秒を出し30年間の歴史も一気に縮めてしまった。
ボルトの走りは、どんな理にかなった走り方をするのだろう。
しかし専門家は、おどろくほど理にかなっていない走りと指摘する。
肩と腰を左右に大きく振り、歩幅は左右で30センチほどの違いがある。
こんな走り方で9.58秒が出るわけだから専門家も不思議がるのだが、実は
ボルトの体には大きな欠陥があった。それは他の選手と比べて、背骨が大
きく曲がっていた。背骨が曲がっているので、それをカバーするためにあの
独特なフォームの走り方になっているのだった。
ボルトはもともと200m走の選手だったが、独特な走り方をするので足に負担
がかかり肉離れを起こしやすかった。ある陸上選手権で、コーナーを回るとき
肉離れを起こしてしまった。そこでボルトは、足に負担の少ないコーナーのな
い100m走に切り替えたいとコーチに嘆願する。100m走は強敵が多く大
変だったが、話し合いでそちらに切り替えることにした。
それから練習法を変え、肉体改造に取り組み世界記録をつくったのだ。
ボルトの背骨の曲がりは手術をすれば直るが、現役を引退してから手術
をすると言う。それまでは現状のままで、現役に挑戦を続ける。
ロンドン五輪で、型破れのボルトがふたたび金を取れるか楽しみだ。
H24年モール前不動産 http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/
H24年スタッフブログ http://nanappemame.blog108.fc2.com/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます