明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

消費税

2016年05月31日 | 不動産の憩い
消費税が来年4月増税予定だったが、2年半先に延期されそうだ。
リーマンショクとか東日本大震災など日本経済に大きなことが起こら
ない限りは、必ず8%から10%への増税はおこなうと明言していた
安部首相だが、伊勢サミット終了後、急転直下延期を言いだした。
たとえ順風満帆な安部内閣といえども、在任期間で2度目の消費税ア
ップをおこなえば屋台骨が崩れかねないと警戒したのだろう。
消費税導入・増税は、国民生活に直結するだけに、これまでも国政選
挙の勝敗を大きく左右し、政権の運命にも影響を及ぼしてきた。

1979年の衆議院選では、大平内閣が「一般消費税」構想を打ち出
したが、国民の理解は得られずに自民党は過半数を割り敗北した。
消費税「税率3%」が導入されたのは1989年4月、竹下内閣の時
だったが、リクルート事件などもあって支持率が急落して、同年6月
には総辞職に追い込まれた。後続の宇野首相も、消費税導入とリクル
ート事件の余波に加え、自身の女性問題もあって同年7月の参院選で
過半数を大きく割り込み引責辞任をした。
1997年4月、橋本内閣は消費税を3%から5%に引き上げた。
だがその後、北海道拓殖銀行や山一証券などの破綻が続き、日本経済
は一気に悪化。翌年1998年の参院選で経済失政の批判を受けて敗
れ橋本首相は退陣した。
民主党政権下の2010年参院選でも、菅首相は党の公約発表で消費
税を5%から当面10%に引き上げる案に言及。唐突な発言として批
判を受け、民主党など連立与党は過半数を割り込んで敗北した。

国の借金が1000兆円超える中、消費増税延期で財政再建はさらに
遅れることになる。国のために自民党をぶっつぶす覚悟が必要となる
かもしれない消費増税、いったいいつだれがおこなうのだろう。
良薬口に苦しを言い続けてこなかった政治家の責任は重たい。



H27年モール前不動産 http://www.geocities.jp/sennenhome/

H27年スタッフブログ  http://nanappemame.blog108.fc2.com/
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホームページ | トップ | 高麗人参 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

不動産の憩い」カテゴリの最新記事