午前中仕事をしていると、1人の男性客が来店してきた。
そのお客さんをみて契約更新にきたのだなとすぐにわかった。
お客さんはAさんといって、始めての賃貸契約を結んで10年
になるので今回の更新で5回目になる。印象の薄いお客さんは
、顔を忘れてしまっている場合もあるが、Aさんの場合は印象
が強かったので忘れることはない。
・
Aさんが部屋探しに来た10年前は、仕事を辞めて下松市に帰
ってきたので無職の状態だった。親元に帰ってきたが、父親と
あわずに早く家を出て、1人アパート暮らしをしたかった。
しかし、無職の状態だったので保証会社の審査は通りにくい。
「Aさん、貯金はどれくらいありますか」
「そうですね、○○○万円近くはありますよ」
それを聞いて、貯金通帳のコピーを取らしてもらって申込書類
を提出したらすぐに保証会社の承認がおりた。
・
Aさんは質素な生活をしてきたので、お金を使うことはあまり
なくお金を貯めることが趣味みたいな人だった。アパートにひ
とり住まいを始めて、地元の会社でまじめに働いてきた。
更新契約書類をチェックすると、車と会社の欄がブランク。
「持っていた車はどうしたのですか」
「車にほとんど乗ることがないので、処分しました」
「会社はどうされましたか」
「会社はやめました。今は年金だけで生活をしています」
年齢は50代後半だが、また働きたくなったらきっと働くはず
。そして質素な生活をしているので健康そのもののようだ。
人それぞれの人生がある、Aさんのような人生もありかな。
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