明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

燃料電池車

2014年04月21日 | おどろきの出来事
ガソリン車から電気自動車に切り替わっていくと思っていた。
ところが電気自動車よりさらに進化した水素を燃料にした「燃料電池
車」の国内販売が、来年の2015年に始まる。

燃料電池車は、ガソリンの代わりに、車のタンクに水素を補給する。
空気を取り込み搭載した燃料電池で発電し、その電気でモーターを動
かす仕組みになっている。排出するのは水だけで、CO2や大気汚染
の原因となる排出ガスはいっさい出さない。
水素補給の所要時間は約3分でOK。満タン時で500キロ以上走る
ので、ガソリン車と比べても何ら遜色はない。
電気自動車は一回の充電に約30分かかり、走行距離も200キロ程
度しか走れないからいかにすぐれているかがわかる。

トヨタは1992年に開発を開始して、水素タンクや燃料電池の改良
を重ねてきた。ガソリン20Lに相当する水素を積む構造になってい
て、ガソリンよりもエネルギー効率が3倍ほどよい。
トヨタの主力商品の一つであるクラウンは、ハイブリットでも走行距
離1キロmにつき100グラムのCO2を排出するが、燃料電池車は
もちろん排出はゼロだ。

普及のカギはやはり値段。一台あたりの製造コストは約1億円かかる
というが、発売価格は「1000万円より安くしたい」という。
ホンダも2015年の一般発売に向けて開発中。日産も2017年に
量産型の発売を目指している。

日本人の開発能力がいかに素晴らしいものか、世界に向けて発信する
未来型商品が次々と出てくる。


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