明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

琴奨菊のやさしさ

2016年01月21日 | 不動産屋のスポーツ観戦
大相撲初場所は、白鵬と琴奨菊が負けなしの10連勝。
今日は結びの一番で、白鵬と琴奨菊の大一番の取組みとなっていた。
日本人力士は過去10年間で一度も優勝をしておらず、琴奨菊になん
とかここで一矢報いてもらいたいと期待がかかる。そのためには横綱
白鵬の大きな壁を乗り越えなくてはならない。

琴奨菊は、自分のことで精一杯のはずなのに後輩に「今場所は調子
がいいではないか」と声をかけた。このやさしさがあだとなって、
優勝が出来ないと言われてもしょうがない相撲が続いている。
しかし人に対するやさしさは、表裏一体でやさしさを強さに変えるこ
とは出来るはずだ。今場所の琴奨菊を見る限りでは、どうやらこのや
さしさを強さに変えていると思われる。

白鵬は体の柔らかさと、天性のスピードと勝負感を持ち合わせており
歴代横綱の中でもナンバーワンの強さではないだろうか。
相撲では大きな力士が有利と思われ、特に立会で互角のぶつかり合い
をすれば体力的にそんなに大きくない白鵬は不利になる。しかしこの
立会で白鵬は大きな力士より素早くぶつかり、相手より有利な体制を
取れるので余裕を持ち、天性の勝負感で投げを打って勝ってきた。

琴奨菊は、得意の左前みつを取り一気にがぶり寄りで攻めたい。
白鵬は張手で体を起こし、琴奨菊の得意の体制にはさせたくない。
行司軍配が返りほぼ互角の立会となった。白鵬は素早く左手で琴奨菊
を張るが、気迫にまさる琴奨菊には全く通じなかった。通じないばか
りか、張り手を跳ね返された白鵬の体制が悪くなった。この勝機を逃
すまいと琴奨菊が一気にがふり寄りを見せる。白鵬は、がぶり寄りを
必死にこらえようとするが体が浮きこらえきらずに土俵を割った。
残り4日間、今日の相撲を取れば10年ぶりの優勝も夢ではない。


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