昨日は賃貸契約更新の大家さんが2人来店しました。
今の事務所に移転して、4年ほど前に私が外回り営業で出会った大家
さんで、そのとき2人は青色吐息。
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一人は6世帯ファミリータイプのアパート所有の大家さん。
半分の3部屋が空室になっていましたが、築後20年でローンの支払
いがまだ残った状態で赤字経営に悩んでいました。
過去入居者が退去した3戸の空き部屋は、痛んだところを直さず放置
された状態でした。
私「きれいな状態にしなければ、新しい入居者は入りませんよ」
大家さん「お金をかけて、入らん時のことを考えたら難しい」
こんなやりとりを何度も繰り返し、一部屋ずつ最低の予算をかけて
きれいにして一部屋ずつ埋めていきました。
満室にするのに1年近くかかりましたが、今では家賃が満額入り賃貸
経営も落ち着いて大家さんはホクホク顔。
「今度空き部屋が出たら、水回りなど思い切ったリフォームをして
将来に備え、すぐに新しい入居者を入れましょう」
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もう一人は、親が住んでいた古屋を管理していた大家さん。
兄弟3人いますが、全員家を持っているので売却をすればいいはず。
しかし一人が売ることを反対してどうすることもできない。
一番下の奥さんが一週間に一度、部屋の窓を開けに来て草むしり。
そんなとき、私と偶然会い賃貸を進めたのが大家業の始まりです。
今では、売るよりも賃貸業の方がおもしろいと言っていました。
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満足しきった2人の大家さんを見ていると、私の進言は間違っては
いなかったほんとうによかったと実感しました。
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