中古住宅再生力

住宅メーカーが中古住宅の販売に、力をいれ始めてきたようです。
背景には新築着工数の減少にあるようですが、ピーク時は１９７３年の
３６年前ですが、この当時と比べて２００８年度は４１％に減少しまし
た。昨年度は夏頃まで好景気だったわけですから、それから考えてもい
かに新築着工数が減ってきたかがわかります。今年に入り１００年に一
度の大不況といわれるようになり、エコが見直されるようになってきた
ので、新築着工数は当分減る傾向にあると思います。
中古住宅は２５年たてば家の評価がなくなり、国や住宅メーカーが建て
替えをが進めてきたこと事態に問題があったんですね。アメリカでは５
０年、イギリスでは１００年たつ家がたくさんあることを考えても、
日本がいかに地球環境を破壊してきたかがわかります。
外回りや水回りと間取りを現代風に大幅にリノベーション（再生）する
ことで、新築と住み心地が変わらなくなります。建物の価格は、住宅メ
ーカーは新築の７割といっているようですが、零細工務店ではもう少し
安くてもできる価格だと思っています。
日本の中古住宅市場は、住宅市場全体の１３％しかありませんが、アメ
リカは７７％、イギリスが８８％ありますから、格段に小さいですね。
眠ってきたこの中古住宅市場を、有効に再生させていくことが、いかに
重要であるかがわかります。そのことが、地球環境を守り、エコになる
ことを訴えていかなければいけないと思います。当社も中古住宅再生力
の蓄積に、今後ますます取り組んでいこうと思います。

千年ホームの不動産　http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.html

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