ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

読書ノート むのたけじ著 「99歳一日一言」 岩波新書

2015年01月16日 | 書評
99歳のジャーナリストによる示唆に富む知恵のことば 第2回

1月
「自分こそ一切の原点、最悪の敵も自分、最善の味方も自分」に始まる、自分を見つめる章である。
「自分を救うものは自分であって、他の誰でもない」
「1個体、そこが人間存在の意義と誇りの土台だ」
「一人の力、それを軽視するものは、自分の人生の岐路で自分に裏切られる」
「たった一人の決意から歴史が動くことがある」
「安定と変化を貰いたがる、わがままと怠けの克服」
「チャンスは待って来るものではない。自分で作り出せ」
「人間の希望は努力を必要とする」
「あきらめるな、もうひと踏ん張り、それが人間だ」
「私は私の人生を生き抜かなければならない」
「自分を見切ってはいけない、自分に期待して自分でやれ」
「自分は弱い人間だが、一人ぼっちでさみしいと思ったことはない」
「人間の存在は限定だらけ、だから開放のカギがある」
「喜怒哀楽は生きる信号だ、怒れないものは逃げる」
「かけがえのない命、人間であることに喜びと誇りを感じる」
「自分を大切にしないで、他人を大切にする人はいない」
「他人が存在しないと私もいない」
「自分の人生を自分で工夫してやり直すことは何度でもできる」

(つづく)