ブログ 「ごまめの歯軋り」

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読書ノート 目で見る科学1 藤田恒夫・牛木辰夫著 「細胞紳士録」 (岩波新書カラー版 2004年3月 )

2014年03月16日 | 書評
さまざまな形態と機能を持つ57の細胞の顔  第40回 -心房筋細胞ー

発見者・研究者 :松尾壽之(1984)
存在する組織 :心臓
細胞の構造と機能 :心臓の筋肉は骨格筋と同じ横紋を持つが、上の図のように細胞は長くはなく節で途切れたり枝分かれをしている。心室の筋肉は収縮が仕事であるが、心房の筋肉には利尿ペプチドANPを生産する役割もある。心房筋が伸びるとANPが放出される。

(つづく)