ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

小沢代表辞任  民主党も昏迷! 

2009年05月11日 | 時事問題
2009年5月11日15時12分
小沢・民主代表、辞任の意向 「戦うための選択だ」
 民主党の小沢代表は11日、代表職を辞任する意向を固め、複数の党幹部らに伝えた。西松建設の違法献金事件をめぐり、公設第1秘書が政治資金規正法違反の罪で起訴された後も続投を表明していたが、党内では辞任を求める声がおさまらず、次期総選挙で政権交代を果たすには辞任する必要があると判断した。同党は秋までにある総選挙で「次の首相」候補に掲げる新代表選びに入る。

次の衆議院選挙では、民主は勝たなくとも自民の2/3を打ち破ればいい 衆議院は伯仲でよいのだ
これで小泉元首相の遺産で食っていた自民党は2/3再議決が使えない
そして政府は与野党の合意事項だけを実行する事になる。これで日本は大分よくなる。


文部省の二枚舌政策  ゆとり教育=激烈な受験予備校

2009年05月11日 | 時事問題
朝日新聞 2009年5月11日3時1分
難関化する公立中高一貫校、検証へ 文科省
  全国に広がる公立の中高一貫校をめぐり、文部科学省は入学選抜のあり方などについて今月にも議論を始めることを決めた。「難関化して小学校の勉強では合格できないところがあり、公教育として問題だ」との批判を受けたものだ。文科省は現状をくわしく検証する考えだが、保護者には「私立のように学費をかけないで大学進学に期待がもてる」と受験熱が高い。見直し論議は広く関心を呼びそうだ。
 公立の中高一貫校は99年施行の改正学校教育法で認められ、08年4月時点で158校ある。当初は、6年間でゆとりをもって教育し、生徒の個性を伸ばすための制度とされた。法改正の際、国会は「偏差値による学校間格差を助長させない」と付帯決議した。

受験予備校である私立中高一貫高に生徒を取られ、地盤沈下を恐れた公立校が受験校化を狙った制度である。6年間の授業をほぼ5年程度で終え、最後の1年間は大学受験予備校となる。高校+予備校という制度だ。文部官僚のいつもながらの言い訳が白々しい。

新型インフルエンザ とんだ余波 宗教対立へ

2009年05月11日 | 時事問題
朝日新聞 2009年5月11日5時4分
全頭処分、養豚担う少数派コプト教徒反発 エジプト
 【カイロ=田井中雅人】エジプト政府が新型の豚インフルエンザ対策として、国内で飼育されている約35万頭の豚の全頭処分に着手したことに対し、養豚業を手がけてきたキリスト教系のコプト教徒が強く反発している。豚を「不浄の動物」とみなす多数派のイスラム教徒との、宗教上のあつれきも高まっている。

豚を不浄とする多数派イスラム教徒と、養豚業者の少数キリスト教徒の対立へ、インフルエンザはきっかけ