医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

ユニクロは尖閣諸島を中国領土だと言っている

2012年09月16日 | 雑感
驚くべきことに、上の写真のように、日本の企業であるユニクロは(店舗を守るためだろうが)「尖閣諸島を中国領土だ」と店内でコメントしている。左は社長の柳井正。

しかも、中国外務省は日系企業などが襲撃され多大な被害が出たことについて、「その責任は日本が負うべきだ」と述べている。
まぁ、中国に媚びを売る日系企業の「自業自得」とも言える。

私は近代史に関して200冊以上の書籍を読んでいるが、いま中国で丹羽大使の車が襲われたり、日本人が襲われたり、日本企業が焼き討ちに遭ったりしている状況が、1900年の「義和団の乱」に「恐ろしいほど」似ていると驚愕している。

「義和団の乱」や「盧溝橋事件」については、ネットで調べればすぐにわかることなので、このブログでは詳しく書かないが、要約すると、

本来外国の公使館や公使はその国に守られなければならないが、清朝は改革を推進する光緒帝が失脚し、実権を握っていた西太后が袁世凱の進言に耳を貸さず、義和団の呪術的なものを信じて味方にした。清国の義和団は排外運動を行う宗教的秘密結社で、1900年外国人宣教師、ドイツ公使と日本公使を殺害した。

当時のイギリスはイギリスから兵を派遣するのは時間がかかりすぎるからと、日本に兵の派遣と外国人が中国人に殺害されるのを鎮圧することを要請した。この時の兵の派遣が日本の北京への兵の派遣の最初であり、侵略でもなんでもなかった。

その後、イギリス・アメリカ・ロシア・フランス・ドイツ・オーストリア・イタリアと日本の連合軍が北京の事態を収束して、清朝の西太后は西安に逃走し、二度と同じ事が繰り返されないよう中国と各国の間で、議定書が取り交わされた。日本は同じ事が起きるのを恐れ、議定書の定め通り兵を残した。

1937年、日本軍が空包を使って夜間演習していると、日本兵が次々と射殺されていった。これが「盧溝橋事件」で、日本共産党を始めとする左翼は、日本軍の発砲が先だと主張しているが、1949年、「中華人民共和国」成立に浮かれてか、周恩来首相は、「あの時(盧溝橋事件の際)、我々の軍隊(共産党軍)が、日本軍・国民党軍双方に、(夜陰に乗じて)発砲し、日華両軍の相互不信を煽って停戦協定を妨害し、我々(共産党)に今日の栄光をもたらしたのだ」と発言している。

当時、蒋介石・国民党に対して劣勢だった毛沢東・共産党は、「起死回生」を図るため、日本軍・国民党軍双方を戦わせて疲弊させ、「漁夫の利」(支那全土の支配権)を得ようと考えていた。

その後、1937年、おそらくその共産党に踊らされた国民党によると思われる、考えるだけでも身の毛がよだつ「通州事件」で、260名の日本人が中国人により惨殺された。こういう歴史は多くの日本人は知らないだろう。

日本はそれでもなんとか戦争を回避するよう努力したが、その後、上海や北京でも日本人が殺され続け、やがて日中戦争が始まった。結果的に中国共産党の狙いは的中し、日本はその後、8年間の長期にわたって、広大な支那大陸を舞台に「日中戦争」を戦わされる羽目になった。

以前、「さかのぼり日本史」を見ていたら、またしてもアホな東大教授、加藤陽子が「日本が早く戦争をやめなかったから犠牲者がこんなに増えた。日本が悪い。」というニュアンスでしゃべりまくっていた。日本が止めたくても共産党の策略で止められない事実を全く無視。おまけに、NHKのナレーションは、米軍B29による日本の都市攻撃を正当化するような解説を始めた。それは、「日本国民の厭戦気分を煽るために大都市の爆撃を開始した」という内容で、一般市民に対する無差別爆撃は国際法上違法であることには、恣意的に全く触れていなかった。

まったく、東大教授もNHKもアホばかりである。

東大の教育は本当に大丈夫なのだろうか、加藤陽子といい姜尚中といい、ドロボウの心理を教育するのに本物のドロボウを教授にしているようなものである。本来、ドロボウの心理を教育したければ、犯罪心理学者を教授にすれば十分である。しかしこのアホ教授たち(それが成功しているかは別問題として)「日本が悪い」というマインドコントロールを実に巧妙に行っているという点では、頭が良い。


話を戻すが、皆さんもお気づきのように、100年前の中国人の気質というか民度の低さは、今でもまったく変わっていないということである。今の在中国日本人が殺されないのを祈るばかりである。そして、100年前と同様に民度の低い中国共産党に、100年前と同様に踊らされないよう、日本政府はもう一度歴史を振りかえなければならないと感じる。

しかし私は、このままの弱腰外交だと、いつか中国人に日本人が殺されると予測している。

さらに話を最初に戻すと、また私の妻の話で恐縮だが、ユニクロで物を買おうとする妻に私は、買うのを止めるように言った。誤った言動をする者にはそれを行う者に対して制裁がなければ、誤った言動が減ることはない。

そして私は思う。自分では決して用いないであろう効果のない薬を売ろうとする製薬会社の人間しかり、金儲けをしようとし、その果てにさらに欲張ってしまう者は、柳井正のように自分の魂までも売らなければならない時が必ず来るということである。

日本人は中国などにいない方がよい。自分は安全だと思っていても、日本人だと知られたら、外食で注文した品にきっと「ツバ」(医学的には唾液という)を入れられているだろうから・・・


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http://www.youtube.com/watch?v=sK0dPy8L4OU

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4 コメント

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デモから暴動に (匿名希望)
2012-09-17 01:15:22
ニュースではアンチイスラムの映像から吹き上がった暴徒化した人々と見紛うような中国でのデモを放送していましたが、誰かが火をたいたらあっと言う間に暴れ回り始めたように感じました。民度の低い人々ほど火を見たら興奮するのでしょうか…文明社会とは思えません。愚かで動物的です。
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あの時もこうだったのでしょう (タカ派の麻酔科医)
2012-09-17 08:14:10
 戦前の中国の状況もこんな感じだったのでしょう。ただ、日本の企業の舵取りをしているのは、多くは文系。それなのに、歴史を正しく勉強することもなく、大学時代を無為に過ごしたために、この様な状況になるであろう中国への投資やら生産設備の移行をやり、結果的には、野蛮な中国を増長させることになった。
 ユニクロの社長のような人間を評するにこそ、媚中派という言葉がふさわしい。
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中国再認識 (さすらいの、、、)
2012-09-18 09:28:01
歴史に疎い世代は中国の大国的鷹揚さを期待してしまうが今度の反日デモに全く裏切られた感がある。民主政治がない人民は不幸である。尖閣は石原都知事が火をふったけたのでケツに火がついたと思った野田さんの勇み足。石原さん、中国へ行って一席ぶってきてくだされ。
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畜生 (シナ)
2012-09-18 16:04:32
日章旗 強奪事件のさいには
某国大使も 一緒に持ってって と
おもわれた方は 畜生ばかりでは ない と
拝察いたしております

ちなみに
シナには 二種類の ブタしか
存在しないと 文献にありました

共産党という名の ブタと
人民という名の 共産党の餌になる 
ブタだ と
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