医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

東京オリンピックに対するアホだったコメント

2021年12月09日 | 雑感
私の愛読書の一冊、学問のすゝめ (岩波文庫)の第15編133ページにはこのように書かれています。
信の世界に偽詐多く、疑の世界に真理多し。試みに見よ、世界の愚民、人の言を信じ、人の書を信じ、小説を信じ、風聞を信じ、神仏を信じ、卜筮を信じ、父母の大病に按摩の説を信じて草根木皮を用い、娘の縁談に家相見の指示を信じて良夫を失い、熱病に医師を招かずして念仏を申すは阿弥陀仏如来を信ずるがためなり。蓋しこの人民は事物を信ずといえども、その信は偽を信ずる者なり。故に云く、信の世界に偽詐多しと。

上の図は、2021年6月時点で「東京都の感染者増加は限定的」とする推計を東京大学の仲田泰祐准教授と藤井大輔特任講師が発表したものです。人流は予想より多く、1日の感染者数は上回っていますが、予想よりも早く感染は治まって、仲田泰祐准教授と藤井大輔特任講師の分析が正しかったことが証明できます。。

その反面、間違ったことを意図的に言って、その後もその間違いを謝りもせず、間違ったことを言い続ける芸能人たちは、「心が腐っている」のでしょう。
東京オリンピックの前に誰がどんな間違ったことを言ったか、記憶にとどめておく意味でもまとめてみました。



東京オリンピックで日本がうまくいくことに強烈な妬みを抱く人々

東京オリンピックは危険ではないから開催した方がよい

上記ブログのように、私は6月の時点で以下のようにコメントしています。
「私は、元総務省で経済学者の竹中平蔵は大嫌いですが、今回は「世論の方が間違ってますよ」と五輪中止論を批判した竹中平蔵が正しいと思います。竹中平蔵は「今やるべきこととして「ワクチンを普及させること。そして国際的責任を果たすために日本は今このオリンピック・パラリンピックを万全の対策を講じながらきっちりとやり抜くこと。それが私は日本の責任であるし、これは日本にとっても、よいことだと思います」と述べましたが、その通りだと思います。

どうでしょうか、その通りになりましたね。

東京五輪・パラリンピックを開催して海外から選手らが入国しても「東京都の感染者増加は限定的」とする推計を東京大学の仲田泰祐准教授と藤井大輔特任講師が発表しました。五輪・パラリンピック開催で海外から選手や関係者10万5千人が入国すると想定して、会場に向かう人出など国内の人流(人の流れ)が増える影響の方が圧倒的に大きく、「無観客開催など人流の抑制策が必要」と指摘しました。

私たちは時計が正しい時刻と異なっていた場合、「この時計狂っている」と表現することもあります。そういった意味では「これら反対派の脳みそは狂っていた」と言っていいのではないでしょうか。

まず賛成派の正しかったコメントです。
お笑い芸人ほんこん
東京五輪・パラリンピックの有観客開催に批判的なメディアの姿勢に疑問を呈した。
「理解に苦しむ プロ野球、Jリーグ メジャー、全米女子オープン その他の観客入れている事に なぜ触れないの? そこが疑問と感じてる方々が多いのでは、あなた方も局や東京-大阪間移動してますやん 皆できてるやん」

そして反対派の狂っていたコメントです。
膳場貴子
「(菅)総理の会見、『力を結集すれば必ずウイルスに勝つことできます』という言葉を聞いて、五輪開催が妥当だと思った方はどれだけいたでしょうか」と五輪ありきで突き進む政府に疑問を投げかけた。

テリー伊藤
「オリンピック、今のままだと来ちゃいますよ」と断言した上で「IOCの連中にどんどん金を使ってほしい。ぼったくり男爵とか言いましたよね。今度は日本がIOCに対してぼったくり侍になって彼にお金を使ってもらったらいい」と持論を展開した

モト冬樹
東京五輪を開催することで「これだけ長い間、緊急事態宣言でみんなが苦労して感染を押さえてきたのが台無しになる」と訴えたモトは「きっと政府は東京五輪を開催する時にどんな状況になっているかまでしか考えていないんじゃないかな?開催したことでの最悪の状況も考えていた方がいいと思うんだけどね」と開催のリスクを検討すべきとした

デーブ・スペクター
「海外メディアが行動ルールを守る訳ないだろう」とのツイートを書き込み、バッサリと切り捨てた。海外メディアの事情に精通している同氏の指摘だけにフォロワーからは「デーブさんが言うと説得力すごい…」「デーブが言うんだから間違いない」などと納得のコメントが次々と寄せられ、反響を呼んだ。

ある新聞の記者
「安心安全な五輪」の言葉のもと、国民は総動員でロシアンルーレットの回る“戦場”へと駆り出されることになる。

中野雅至
神戸学院大学現代社会学部教授・中野雅至氏が菅義偉首相に「そこまで国民に犠牲強いてやるっていうんなら説得せえよと思うんですよ」と怒り出すひと幕があった。

池田清彦
生物学者池田清彦氏は「オリンピック、意地でもやるというのとおんなじだ。太平洋戦争も意地を貫いて最後はクラッシュして終わった。愚かな歴史を繰り返すダメな為政者。まあ、国民も似たようなものだけれど」と皮肉をまじえて投稿した

枝野幸男
「命を犠牲にしてまで五輪に協力する義務は誰にもない。命を犠牲にしてでも協力しろなどと迫る権限は誰にもない」と述べた。

平野啓一郎
芥川賞作家の平野啓一郎氏が 「学校で感染症が流行してる時に、運動会やったら感動で勇気をもらえる、とか思うかね?」と疑問を呈した上で「国家レベルでそういうこと言ってるよ」「本当に、もう二度と五輪を楽しめなくなってしまった」とオリンピック開催を批判。

ビートたけし
コロナ禍に打ち勝つことを目的に東京五輪の開催へ突き進む政府の動きに対し、「(戦争)晩年の日本兵みたいなもの。負けるとわかっていて戦争を続けているようなもんじゃないか」と苦言を呈した。

三木谷浩史 (日頃から政府に逆らってお灸を据えられている事に、逆恨みしている人)
『五輪開催は自殺行為』

関口宏
「見えてくるのは、あの戦争を見てると、どうにかなる、どうにかなるよっていう雰囲気でどんどんどんどん進んでいって、あの大惨事になったというのが私の印象なんですよね」と、かつて日本が戦争に突き進んだ経緯を語った。そのうえで「それと今回も似てるのかな。なんかちょっとそんな気がします」と述べた。

姜尚中
「これだけの感染者が出ているのに止める空気が出てこない」と疑問の声を上げた。

坂上忍
坂上は科学的見知が入らない開催決定に向かっている現状に「エビデンスなき五輪をやろうとしているんですか」「このギャンブルに付き合わされるのはかなわない」「今、オリンピック見たいという人たちですら協力する気持ちを失いつつある」と怒りを通り越して、絶望的な表情をのぞかせた。
丸川珠代五輪相が閣議後の定例会見で「そもそもワクチン接種を前提としないでも安全な大会が運営できるよう準備を進めてきた」などと話したことを伝え、「まだこんなこと言うの、この人。こういうこと言われたら、やっぱりもうこの政権信用できないなと僕はなっちゃいます」と怒りを込めて話した。

三浦瑠麗
「ウイルスは人流を減らしたから減るわけでもないし、人流が増えたから増えるとは必ずしも言えない」

埼玉県坂戸市の石川清市長
「もしやったら、日本は滅亡するのでは」

どうでしょうか?これら反対派のコメントがいかに誤りであったかが、今となってはよく分かります。

『五輪開催は自殺行為』と言った三木谷浩史、『日本が戦争に突き進んだ経緯』と言った関口宏、
『(戦争)晩年の日本兵みたいなもの』と言ったビートたけし、『オリンピック、意地でもやるというのとおんなじだ。太平洋戦争も意地を貫いて最後はクラッシュして終わった。愚かな歴史を繰り返すダメな為政者。まあ、国民も似たようなものだけれど』と言った池田清彦、「力を結集すれば必ずウイルスに勝つことできます」という総理のコメントを批判した膳場貴子

この人たち、「あの時のコメントは間違っていました。世間を混乱させました。ごめんなさい」と国民に謝って下さい。私たちは日本の国益を損失させた頭狂っているこいつらの名前を忘れてはいけないと思います。

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