医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

<対人関係>「キレる」構造を研究へ 文科省

2008年08月19日 | 総合
引きこもりや「キレる若者」など対人関係の不適応が問題化していることを受け、文部科学省は来年度から、人間の社会行動やコミュニケーションに関係する脳の機能や構造を特定する研究に乗り出す方針を固めた。脳のある部位の変化や個人的特徴が、行動などにどのような影響を与えるかを示す指標を作り、問題行動や社会性障害の予防や治療につなげることを目指す。

文科省や専門家によると、脳の生物学的な特徴と社会行動との関係は、動物では比較的解明が進んでいる。マウスでは、ある種の脳内物質を欠くと自閉的行動を示したり、攻撃性が高まることが分かってきたという。

人間については、脳の計測の難しさなどから心理学的な手法での研究が主だった。今回、文科省は動物での知見を網羅的に結集し、計測技術の開発も進め、人間の社会性を生み出す脳内メカニズムの解明を目指す。文科省がテーマを設定し公募で研究者を選ぶ。さらに、不眠症や摂食障害、うつの増加を踏まえ、ストレス耐性や睡眠リズムをつかさどる脳幹研究も強化する。

このため、今年度から5年計画で始めた脳科学研究戦略推進プログラムを拡充し、今年度の予算17億円から倍増以上の重点投資を計画している。

文科省ライフサイエンス課は「脳科学だけですべての問題に答えることはできないが、問題行動や社会性障害の生物学的なリスク要因がある程度明らかになれば、予防や治療に結びつく可能性がある」と期待する。

東北大で「脳神経科学を社会に還流する教育研究拠点」のリーダーを務める大隅典子教授は「早い段階でリスクが分かれば、育児や教育でケアできる可能性がある。こうした指標が差別につながらないよう、経験や環境によって脳が生物学的に変化することなども社会に説明しながら研究を進める必要がある」と指摘する。
(毎日新聞より引用)


以前の記事でお伝えしたように、私はトランス脂肪酸も原因の1つだと考えています。


今は何位かな?

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シュワルツネガー知事、カリフォルニア州でトランス脂肪酸を禁止

2008年08月04日 | 夏休み
          from abcNEWS

夏休みでラスベガスに来ています。たまには医学のことから離れて、アメリカ旅行記とでもいきましょうか。

テレビでは先月末にシュワルツネガー州知事が2009年7月1日までにカリフォルニア州でトランス脂肪酸が含まれる食品の販売を順次禁止すると発表したことに対して、特集が組まれています。

ニューヨーク市ではすでに7月1日からトランス脂肪酸が含まれる食品の販売が禁止されており、それに続くかたちとなりました。

カリフォルニア州北部の人口8,700人のTiburonという街では2004年から18のレストランが自主的にトランス脂肪酸の含まれる食事の販売を中止しており、注目をあびているそうです。

トランス脂肪酸の有害性は以前お伝えしました。

マクドナルドのフライドポテトでバカになる

食事指導はどれくらい有効なのか

日本ではいつ禁止になるのでしょうか。食品の安全に注目が集まっている現在、この問題にも関心をむけたほうがいいかもしれません。


(情報その1)
ところで、HertzレンタカーのHertz # 1Club Goldはお勧めです。あらかじめ日本のオフィスに電話で予約をしておくと、到着時間に合わせてアメリカのオフィスの中の電光掲示板に自分の名前と予約した車が駐車されている番号が表示されていて、そこに行くと車には既にキーが付けてあり、エンジンをかけてそのまま出口に向かうだけです。出口で免許証などを提示してすべて手続きは終了。スタッフとどんな車がいいとかオプションは何がいいとか、ほとんど会話せずに済みます。特にロサンゼルスあたりでは1~2時間も並んで受付を待っていなければいけないのですが、待ち時間もありません。年会費5,000円らしいのですが、その価値は十分にあります。以前の苦労が嘘のようです。


(情報その2)
ラスベガスでは以前Hertzレンタカーのオフィスはマッカラン国際空港の東側にあったのですが、最近ほとんどのレンタカー会社のオフィスを1つにまとめ、レンタカーセンターとして空港の南側に建てられました。


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