医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

人間の行動をモデル化した二重過程理論

2022年01月05日 | 雑感
私は小学生低学年の時、イエス・キリストに興味を持って教会の日曜学校に通って聖書を読んでいました(というか、小学生低学年用に聖書の場面にぬり絵をしていました)。

私の愛読書「聖書」の「詩編」の第一章にはこのように書かれています。
これはなんとカトリックとプロテスタントの「共同訳」で、31年ぶりにゼロから翻訳された最新版です。

聖書 聖書協会共同訳 旧約聖書続編付き 引照・注付き 中型 SIO43DC
ここの820ページです

幸いな者
悪しき者のはかりごとに歩まず
罪人の道に立たず
嘲る者の座に着かない人

悪しき者は違う
風が吹き払うもみ殻のよう
悪しき者は裁きに
罪人は正しき者の集いに耐えられない



5年間、血のにじむような精進をして東京オリンピックに参加できた選手の皆さん、本当によかったです。どの選手の活躍も素晴らしく、心から感動しました。

東京オリンピックが開催できていなければ、これらの選手の活躍が歴史から無くなってしまうところでした。

東京オリンピックは誰のものや(政府のものか!)と叫んでいたアホな皆さん、本当にアホでしたね。東京オリンピックは選手のためのものですよ。
そして、東京オリンピックにあれだけ反対していたのに、開催されれば手のひら返しで盛んに報道していたワイドショーコメンテーターのアホな皆さん。本当にアホでしたね。アホの標本・反面教師としてとても勉強になりました。

前回、東京オリンピックに必死に反対したアホな人たちのアホなコメントをご紹介しました。
本当にアホな人ばかりでしたね

お勧めです。

アホか。(新潮新書)

ここで、東京大学教授 鳥海不二夫先生の「二重過程理論」をご紹介します。

現代社会は情報にあふれています。従って情報の取捨選択することが必要ですが、多くのネットメディアでは「推薦システム」が採用されています。「推薦システム」とは、自分と似た様な趣味・思考の情報を優先して表示してくれるシステムです。しかし、このシステムは自分と合った人や情報だけとふれ合うため、偏った情報とだけ接触することになり、信念に沿わない情報を排除してしまったり、間違った情報を信じてしまったりすることになります。

行動経済学などでよくいわれる「人間の行動をモデル化した二重過程理論」には、人間の思考システムにはシステム1、システム2という2つのシステムが存在します。

システム1は暗黙的システムと呼ばれ、無意識かつ自動的に判断を行うもので、直感的な好き嫌いで情報を判断するなど、非合理的な判断を動物的に行うシステムです。

一方、システム2は明示的システムであり、データなどを精査して判断する合理的なシステムです。

システム2は私たちの脳に負担をかけるため、通常我々はシステム1を使用して日常を送ることが多いですが、システム1は好きな食べ物を好きなだけ食べているのと同じで不健康になってしまいます。一方、システム2ではバランスのよい食べ物で健康になれます。

東京オリンピックに猛烈に反対した不健康な人々が学ばなければならないシステムですね。

皆さんも、今年もシステム2でいきましょう。

鳥海不二夫先生、ありがとうございました。

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