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医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

レモネードは腎臓結石を抑制する

2006年06月15日 | 生活習慣病
ウィスコンシン大学のSteven Y. Nakada教授はレモン果汁には腎臓結石の形成を抑制するクエン酸塩が含まれており、低糖または無糖のレモネードが腎臓結石の形成を抑制すると報告しました。医師は通常、結石ができやすい方にクエン酸カリウムを処方しますが、レモンの果汁には天然のクエン酸塩が豊富に含まれているのです。

腎臓結石が形成されるのは、腎臓内の尿が結石形成塩の過飽和状態になった時、または尿中に十分な量の結石形成抑制物質が含まれていない時で、抑制物質のひとつがクエン酸塩なのです。

さらに、デューク大学の総合腎臓結石センターの研究者であるDavid Kang氏は、レモネード療法が腎臓結石の形成抑制を長期間果たすことが可能であることを見出しました。Kang氏らは、最長4年間レモネード療法を続けている腎臓結石患者12例の経過観察を行った結果、レモネードを飲んでいた期間中は、レモネード療法の開始前よりも、患者が腎臓結石で苦しむことが少なく、腎臓結石の形成速度が遅いようであったと報告しました。これらの知見を確認するには大規模臨床試験が必要ですが、Kang氏は「平均4年間の治療期間中に医学的治療を必要とした患者はいなかった」と述べました。

腎臓結石の解決策でレモネード以外の方法は、
食事に含まれる塩分を減らすこと
毎食の肉や魚の量を減らすこと
1日の尿量が1.5-2Lになるよう、水分摂取量を増やすことです。

「レモネードを飲んで、それが美味しいと思えるなら、それもまた利点である」と、Stoller博士は述べています。

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