橡の木の下で

俳句と共に

草稿12/08

2012-12-08 10:00:02 | 一日一句

足出して本堂に食ふ大根焚き

濛濛と柄杓にすくふ大根焚き

大根焚き黒き大椀山と積む

年詰るおかめ桜の芽の小さき

ひとり媼梵字大根を抱き帰る

大雪や剥落著き北野絵馬

蜘蛛塚や冬のまくなぎ立ちにける

強霜のなほ水たたふ連歌の井

茶屋町の格子戸固く京寒し

亜紀子

 


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