橡の木の下で

俳句と共に

草稿06/13

2010-06-13 10:52:15 | 一日一句
桑名

蛤の駅に落ち合ふ句会かな
詩に遠き日々に鳴くなり梅雨鴉
陽炎や時を埋めし公園に
堅牢に葭簀めぐらし八百屋なる
藻林に亀の楽園昼眠し
水あればただ翻るつばくらめ
蜆採宮の渡しへ戻り来る
十薬は干し上がりしと梅雨入り前
どくだみ茶作り教はるつまびらか 
                 亜紀子

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