なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

ボウズハゼのイミテート(20210521)

2021年05月21日 23時42分20秒 | 机上釣

ボウズハゼのイミテート(20210521)

調べるとボウズハゼは大分や宮崎の清流に優勢な魚種だった。
http://www.biodic.go.jp/reports/2-2/hyo/aa183_002.html
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/kawa-guide/creature/creature03.html#
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/agriculturalcanal_manual_09.pdf
ほか、ヨシノボリカマキリ(アユカケ)チチブ(通称ドンコ)マハゼが分布するが優位はやはりボウズハゼ。
ちなみにボウズハゼ、ヨシノボリ、チチブ、マハゼはハゼ科、アユカケはカジカ科だ。

ボウズハゼの特徴は「体色は茶褐色で、黒褐色の帯状の斑紋」で「草食」、餌釣りでは釣れない。
このボウズハゼはアユ友釣りで盛んに掛かるので有名。
下記は三重県 農林水産部 水産研究所 鈴鹿水産研究室鈴鹿水産研究課の三重県産淡水魚リスト「ボウズハゼ」より引用、有難うございます。
「アユの友釣りをしているとボウズハゼがよく釣れます。エサがアユと競合するため、水面下ではアユとボウズハゼの間には激しい戦いが行われているのかも知れません。」
https://www.pref.mie.lg.jp/suigi/hp/16184017497.htm

それで備忘録を見直すと「ハゼ」「カジカ」「チチブ」写真が残っていて確かめると何と皆ボウズハゼ!

2014/4/16:大分川
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/90838379d8d20f5265583281424ded61

2014/9/15:五ヶ瀬川
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/5fd693f4d435af29de6292153e1cae5e

2014/4/29:五ヶ瀬川(写真なし)
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/6cb82ef2f91397d6b90c61608a6a7a33
2017/3/6:五ヶ瀬川
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/75a5ec2e7580c8398039ec20cbc937ab

2020/8/4:大分川
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/8056b933f311ad1989368a1bb25aa9ba


大分川のボウズハゼは黄褐色が強く五ヶ瀬川は黒褐色が優勢、腹部は共にアイスダブパール。
ボウズハゼ最大の特徴「背の帯状の斑紋」は、大分川が黄地にブラウン、五ヶ瀬川が茶地に黒だ。
これを表現するのは大分川がヘンフェザントクイル、五ヶ瀬川が黒っぽい(ダーク)ピーコッククイルになる。
つまりアユウェットフライを巻く際に、黄系統は大分川用、黒系統は五ヶ瀬川用となる。

今はコロナ流行期で釣場は大分のみだからアユフライは黄系統が優先、マテリアルは黄フロス+ヘンフェザントクイルの茶スレッド巻き、スロートが黄パートリッジになる。
もちろん保険で黒系統も準備するが、今時期の鮎はまだ15−18cmだろうからTMC2312#14−16程度に載せてみる。
黄褐色系と黒褐色系、それとインビクタパーリーで3本マルチになるし、欲を出しリードにラビットゾンカー黒川虫チューブで4本マルチ。
でも根石攻めのロストで流石に無駄になってしまう。

アユウェットのこの2パターン、藤本悦男氏「アユバケ針」とは別に準備しよう。

追記)
大分川ボウズハゼの試作1回目。


追々記)
七瀬川(大分川)のものはヨシノボリかもしれない。
この写真しかなく決定的ではないが。
真上からの撮影が判断にはベスト。

追々記)20220404
シマヨシノボリ
https://zukan.com/fish/internal3846

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