なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

鮎バケ黒3本とフェザントテイル#12(20201008)

2020年10月08日 22時51分46秒 | 机上釣

鮎バケ黒3本とフェザントテイル#12(20201008)


マルトd24BL#20とDullGold絹糸#50で鮎バケ黒を3本。


その後、マルト41cBL#14でフェザントテイル3本。
久しぶりのフェザントテイル、懐かしいと思いながら巻いた。
以前は大分川ニジマスの真っ最中にロスト+αで巻き続けた。
早く巻かないと明日に間に合わないと慌てながら。
これは去年の記憶、それがフラッシュバックした。

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実釣でのOODAループ(20201007)

2020年10月08日 19時30分05秒 | 机上釣

実釣でのOODAループ(20201007)

米中のキナ臭さから、どうしても軍事用語に目がいってしまう。
OODAループ、これは航空戦に臨むパイロットの意思決定の仕組みが大元で、今ではあらゆる分野の一般理論として使われているそうな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/OODAループ

O:観察(Observe)
O:情勢への適応(Orient)
D:意思決定(Decide)
A:行動(Act)
LOOP:繰り返し

これで健全な意思決定を実現するらしい。
例えば、最近の航空機のドッグファイトでAI(人口知能)が熟練パイロットに無敗な理由は、、、
https://gigazine.net/news/20200825-ai-pilot-win-human/
AIのOODAループがヒトよりもズバ抜けて速いからだそうだ。
「AIは恐れを知らないから」とはヒト様の恨み節。

そこで性懲りも無く、マスと自然界への勝利を目指し、OODAループをフライフィッシングに当てはめてみる。
もともと戦闘指揮やビジネス判断に使われるダイナミックな理論なので、フライなら実釣の理論に馴染む。

水面上のドライフライは正にこれが当てはまる。
O:観察(Observe):シロハラコカゲロウに良いマスがライズしている。
O:情勢への適応(Orient):10m先の素直な流れの対岸寄り、SHのDH#4Fにテーパーリーダーを使っている。
D:意思決定(Decide):#18のライトケイヒルなドライフライを7Xに結ぶ。
A:行動(Act):オーバーヘッドのトリックキャストでアプローチ。
LOOP:繰り返し
と、こんな具合に。

でも私はウェットで、見えない水面下が対象だから当てはめ難い。
でもまあ挑戦してみる。

O:観察(Observe)
流れに立って水面を見る。
底岩と底岩の間に溝があって、その両脇と底岩前と後ろのヨレが有望そう。
ライズはなく、真新しい足跡もない。
深さは腰の高さ程度、流れはやや速く押しも強い。
川幅は10m、その有望なポイントは岸から沖7m。
周囲は明るく開け、他に観光客などはいない。
水位は0.9mと平水、澄んでいる。

O:情勢への適応(Orient)
13.6ft#6のDH、TEAL-MSD#56ライン、Extraheavy-sinkリーダー10ft。
シンクリーダーなのでTGショット1.85g(ガン玉5B相当)のみで底が取れそう。
マスは大きくても35cm止まり、放流直後でイトを気にしない。
ただ何度か釣られているだろうから警戒している。
静かに釣るため水に入らない。
メンディングステイでポイントに鈎を留め置くから、糸の長さを逆算し立ち位置を探す。
そしてそこからステップダウン出来るか確認。
手持ちの竿、ライン、技術で可能か確認。
もしより沖を流すならDH17−18ftに変更。

D:意思決定(Decide)
5本マルチドロッパーを使う(でも実は細ティペット単鈎のルースニングの方がより釣れる)。
この流れの速さで絡みを避ける間隔は30cm、放流初期だからティペットはフロロ1.5号で十分。
過去の記録から初期にはスカッド緑TMC2499SP-BL#16、中長2種の鹿革が効果的、次が普通にフェザントテイル、クイルは今一つ。
なのでリードから鹿革長、フェザントテイル、グリーンフェザント、スカッド#16、ホワイトミラー(20191208にアタった)を選択。
TopドロッパーとTGショットの間隔は2ftにする。
立ち位置とステップダウンコース、ラインを置く流れ、メンディングでステイさせるポイントを再確認。

A:行動(Act)
斜め前1mにTGショットを接触させるシングルスペイでキャスト、メンディングでポイントに鈎をステイ。
1ポイント5メンディングステイを目安に3歩ずつステップダウン。
テイクはライン変化、取り込みはマスを水面に出さず水中でネットに入れる(マスの頭が水面から出るとバレる)。
必ず写真を撮る(出来れば鈎と一緒に)。

LOOP:繰り返し
ランのステップダウンが終わったら、次のランの頭に移動し、O:観察(Observe)から再開。

と、こんな感じか。

何も軍事作戦やドッグファイトで使う戦闘理論を持ち出さなくても釣りは出来る。

でもこのご時世、キナ臭い世相にちょっとだけ乗ってみた。

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