Nonsection Radical

撮影と本の空間

房事のあとは

2009年08月25日 | Weblog
某月某日
フィルム現像が上がってきた。
ネガのまま透かして見た限りでは、それほどピント外れはない。
頭の中にある「あのカット」はと探すが、そんなものはない。
幻の傑作であったのか・・・
デジカメならこんな事はなく、撮影したその場で「駄作」が確認でき、その場で落ち込むのだが、フィルムの良いところはあとまで夢を先延ばししてくれる事だ。
もっとも不安が長引くという副作用もあるのだが。

きっとデジカメで撮影していたら、シャッターを押すたびにモニターを確認して、撮影の流れというか、楽しい時間を過ごす事が出来ないのではないかと思った。
撮ったものは過去の時間。
すぐに次の時間に飛び込むという気持ちで行かないと、ドンドン気落ちして行きそうだ。

少しずつスキャンして行きます。
楽しい時間が過ごせた事だけでも良かったと思いながらね。
とりあえず一コマだけスキャン。
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デジカメとプリウスの関連性

2009年08月24日 | Weblog
某月某日
会社帰りにヨドバシへフィルム現像を出してきた。
昨日の画像は春に撮影したものです。
さてどんな写真が今回は撮れているでしょうかね。
4本プラス謎の1本をカウンターのジョシ店員さんに出したのですが、「同時プリントでいいですね?」と訊かれ、「申し訳ないですが、現像だけにしてください」と言ったら「クスッ」と笑われた。
こうやって「わたり」をつけるのが男のやり方ってもんだ。

ちょっと売り場をさまよっていたのだが、フルサイズ一眼デジカメ(略してフルカメ)って普通のフィルムカメラに「やっと」届いただけなのに、どうしてああもデカイんでしょうね。
おまけにファインダーの出来が悪くて、近視乱視老眼の目にはピントが合わない。
satoboはあのオートフォーカスってやつの使い方がわからないのです。
だからもしフルカメを買ったとしても自分でピントを合わせしかないのです。
でも合わない。
だから買わない。

デジカメを買う理由にフィルム代がもったいないというわけのわからない理由がありますが、もし今フィルムカメラを持っているのなら買い換える必要がないという理由づけをしてみた。
だいたいフィルムで1本撮影するとフィルム代と現像代で1000円ぐらいかかります。
10本で1万円。100本で10万円。
10万円のデジカメと言えば中級機ですから、まあ1年すれば新型が出てきて買い換えたくなる。
そうすると寿命は1年。
その1年で100本フィルムを撮影するかという問題となる。
satoboはしない。
フルカメだと30万円ぐらい。
3年持つとして年間100本を3年間撮影するかという問題。
satoboはしない。
だから今持っているフィルムカメラで撮影しても金銭的には問題ない。
今持っているカメラで不都合な事もない。
ライカもまもなくフルカメを出すそうだが、それってまったくデジタルのM7という事になってしまうではないか。
なぜ安いM7を買わないのか不思議だ。

プリウスというクルマが売れている。
安くしたと言っても安くはない。
それに色々必要もないオプションをつけたがる国民性によりガソリン車なら普通車が買えてしまう金額になってしまう。
燃費がいいからというが、上記のフルカメ問題と同様な考察をすれば、元を取るのに10年はかかってしまう計算になる。
はたして同じクルマに10年も乗る人がどれだけいるか?
サスペンションがへたっても交換代金が惜しくてフニャチン車に乗っている一般庶民が、10年間もメンテナンスをして乗り続けるのか?
結局、現在車を持っている人なら、プリウスなど買わずに乗り続けた方が「ガソリン代が安いから」という経済問題をよりクリアできる計算となる。
「環境問題」というなら自家用車など出来るだけ乗らない方がイイ。
「環境問題」意識を持てば、増々元を取るのが難しくなってくる。
プリウスは年間3万キロぐらい乗る人が買わないと割に合わない乗り物なのだ。
だからタクシーとか営業車に使われるのだ。
同様にコストを考えて、フルカメなどが営業仕事に使われるのだ。
コメント (5)
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悪所通い

2009年08月23日 | Weblog
某月某日
某悪所で谷某氏(仮名)とバッタリ。
お互いワケアリゆえソソクサと別れる(笑)。
悪所通いは人物スナップのため。
主にアメリカ人を撮影しに行ったのだが、アメリカ人は撮影させてくれるのですね。
もちろんアイコンタクトやスマイル(苦笑)など欠かせないのだが、撮られ慣れているのでしょうか。
日本人はsatoboも含めて無遠慮に写真を撮るくせに、いざ自分が撮られると「ショーゾーケン」などと言い出すのが身勝手である。
satoboはショーゾーケンなど主張しないが、簡単には撮らせないのがテクニックとなっている。
もっとも最近の日本人はどうも魅力に乏しく、撮影しようという気になれない。
表情、目の動き、反応、受け答え、どれも乏しい。
だから定期的に悪所に通ってアメリカ人を撮影しているのだ。

毎回会場で提供される食べ物なのだが、ステーキやハンバーガー、ビールなどアメリカンなものが多いのだが、どこも長蛇の列である。
親の遺言で、並んでまでモノを喰うなと言われているので、欠食児童であるけどニッポン男児としてはアメリカからの配給に並ぶような敗戦当時の真似は出来ない。
もちろん並ばないで済むのならステーキなど食してみたいのだが。
以前よりステーキの大きさが半分になっているのはアメリカが不景気であるからか。
それとも肉を食べ慣れない日本人向けにサイズを小さくしたのか。
なにしろ昔、牛肉の自由化騒ぎの時に、自民党の某農政大臣が「アメリカの牛肉は日本人には向かない」などと発言していたのだから、アメリカ人の食すステーキなど口に合わないのだろう。
せいぜいクズ肉の牛丼ぐらいが日本人にはピッタリなのだ。

時折小雨が降る曇天だったので、持参したFM3Aと50mmで4本撮影しただけだ。
コンデジも持って行ったが、人ごみのなか瞬間的に撮影する事など(satoboには)無理だ。
やはりこういう時には自分でピントを合わせる方が早い。
昨日紹介した水平を知らせる秘密兵器だが、持っては行ったがそんなもの気にしている暇がないぐらいの撮影だった。
まあ、あれはPCレンズ用という事にしておこう。

日本人よりアメリカ人の方が(軍人、軍属であっても)人間的に魅力的なのかもしれないと感じた一日であった。
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首のねじれは性格のねじれ

2009年08月22日 | Weblog
某月某日
satoboの写真はいつも傾いている。
南知多の写真でも結構水平が出ていなくて、実は補正している。
傾いた写真を何枚も見ていると、傾向がある事に気がつく。
同じ方向に傾いているのだ。
そこでふと気になり鏡の前に立った。
そこにはカッツンの亀有が・・・!!(KAT-TUNの亀梨と言いたいのでしょうね)
問題はそこにはなく、satoboの首が曲がっているのですな。
白鷺のように小首をかしげたゲハたジヤオが亡霊のようにたたずんでいる。


白鷺三味線 高田浩吉

この首のかしげ具合と、ビクターの犬の首の角度と、写真の傾き加減とが同じなんですね。
首が傾いているのは背骨が曲がっているからで、何度か整体に通ったのですが、首の傾きだけは治らないようです。
なんでも性格が歪んでいるから首も曲がっているのだとか・・・
こうもあからさまに言われると、腹の黒いのも腰痛の理由かと邪推してしまう。
首が曲がっている事で肩こりがひどく、首周りはいつもカチカチに凝り固まっているので、首を回そうとするのだが、悲鳴が上がるほど痛い。
そこで振り子のように(胸の振り子さんのようにという意味ではない)首を左右に倒す体操をするのだが、倒すたびにコキ、子機、呼気、古稀と鳴る。
鳴らなくなるまで目眩と戦いながら動かすと、今度は首を回す運動。
回すたびに、あるところで腕まで響く痛みが走る。
それでも無理せず、慎重に、何度も、悲鳴を上げながら「あれ~、イタ~イ、いや~ん、ダメ~ン」と繰り返すと、心なしか首の傾きが戻ってくる。

不思議な事なのだが、スナップのように瞬間にカメラを操作する場合には意外と傾かないのだ。
よく見て写真を撮ろうとすると傾く。
フォースによってsatoboの周りの磁場が歪むからかもしれない。
そこで写真の傾き対策のために水準器を買ってきた。
売り場に行くと何やらハイカラ(死語)な水準器があった。
ハイカラし~(沖縄方言)のsatoboはそれを買い求めたのは言うまでもない。
帰宅後カメラに装着するとなかなか微妙な傾きも検知する。
もちろん頭にのせて自らの左翼傾向を確かめたのも言うまでもない。
コメント (4)
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ベンチャーズを聴いていると

2009年08月21日 | Weblog
某月某日
アマゾンからベンチャーズのCDが届いたので聴いていたのだが、しばらく聴いているとある事が判明した。
ベンチャーズの演奏がだんだんと宮川左近ショウの三味線担当暁照夫とダブってくるのだ。
そうかベンチャーズは宮川左近ショウだったのか・・・


宮川左近ショー モノマネ



The Ventures/ Diamond Head Caravan
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