Nonsection Radical

撮影と本の空間

房事のあとは

2009年08月25日 | Weblog
某月某日
フィルム現像が上がってきた。
ネガのまま透かして見た限りでは、それほどピント外れはない。
頭の中にある「あのカット」はと探すが、そんなものはない。
幻の傑作であったのか・・・
デジカメならこんな事はなく、撮影したその場で「駄作」が確認でき、その場で落ち込むのだが、フィルムの良いところはあとまで夢を先延ばししてくれる事だ。
もっとも不安が長引くという副作用もあるのだが。

きっとデジカメで撮影していたら、シャッターを押すたびにモニターを確認して、撮影の流れというか、楽しい時間を過ごす事が出来ないのではないかと思った。
撮ったものは過去の時間。
すぐに次の時間に飛び込むという気持ちで行かないと、ドンドン気落ちして行きそうだ。

少しずつスキャンして行きます。
楽しい時間が過ごせた事だけでも良かったと思いながらね。
とりあえず一コマだけスキャン。
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