Nonsection Radical

撮影と本の空間

何しに知多9

2009年08月12日 | Weblog
某月某日
河和港から90人ほどが乗れる高速フェリーで約20分、日間賀島(ひまかじま)に着く。
周囲6キロほどの小さな島だ。
観光のため港の周囲には旅館や民宿など宿泊施設が多い。
上陸する人もほとんどが海水浴などの観光客だ。
港が表玄関とすれば、奥へと行くにしたがい上り坂となり民宿が点在する。
ほとんどの路地がクルマが入れないほど狭く、起伏もあるため住民はバイクを多用する。
お年寄りは押し車(乳母車?)が必需品。



狭い島なので近所へ出かける時はバイクが狭い路地を走り抜けるのだが、必ず前カゴにはヘルメットが入っている(笑)。
島には交番や駐在所があるのでヘルメットは必需品(?)なのだ。



狭い路地は編み目のように張り巡らされ、部外者にはどこを歩いているか見当がつかなくなる。
何度も同じ角に戻ってしまう迷路だ。



この旅で、内海、師崎などの集落を歩いたが、暑いせいもあり人を見かけないことがほとんどだった。
また港につきものだと思っていたネコの姿もほとんど見なかった。
ところが日間賀島では集落を歩くと人と出会う事が多い。
それも観光客ではなく地元の人とだ。
そしてネコとも。
しかしネコはどれもダイエットしたような痩せ方で、まるまるニャンコにはお目にかかれない。



涼を求めて年寄りは路地に出る。




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何しに知多8

2009年08月12日 | Weblog
某月某日
昔の知多半島は道も悪く、平地が少ないところに家が密集して暮らしていたそうな(古老の話)。
水も井戸が主であったそうで、そこかしこに井戸があった。
しかし現在はその井戸も使われている様子はなかった。
井戸のそばには防火用水と書かれた赤いバケツが備えられ、昔の姿を思わせる。
なにしろ密集した集落の路地は幅が狭く、消防車など通れないところも多い。
昔はみんなで手分けして消化したという。







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