Nonsection Radical

撮影と本の空間

悪所通い

2009年08月23日 | Weblog
某月某日
某悪所で谷某氏(仮名)とバッタリ。
お互いワケアリゆえソソクサと別れる(笑)。
悪所通いは人物スナップのため。
主にアメリカ人を撮影しに行ったのだが、アメリカ人は撮影させてくれるのですね。
もちろんアイコンタクトやスマイル(苦笑)など欠かせないのだが、撮られ慣れているのでしょうか。
日本人はsatoboも含めて無遠慮に写真を撮るくせに、いざ自分が撮られると「ショーゾーケン」などと言い出すのが身勝手である。
satoboはショーゾーケンなど主張しないが、簡単には撮らせないのがテクニックとなっている。
もっとも最近の日本人はどうも魅力に乏しく、撮影しようという気になれない。
表情、目の動き、反応、受け答え、どれも乏しい。
だから定期的に悪所に通ってアメリカ人を撮影しているのだ。

毎回会場で提供される食べ物なのだが、ステーキやハンバーガー、ビールなどアメリカンなものが多いのだが、どこも長蛇の列である。
親の遺言で、並んでまでモノを喰うなと言われているので、欠食児童であるけどニッポン男児としてはアメリカからの配給に並ぶような敗戦当時の真似は出来ない。
もちろん並ばないで済むのならステーキなど食してみたいのだが。
以前よりステーキの大きさが半分になっているのはアメリカが不景気であるからか。
それとも肉を食べ慣れない日本人向けにサイズを小さくしたのか。
なにしろ昔、牛肉の自由化騒ぎの時に、自民党の某農政大臣が「アメリカの牛肉は日本人には向かない」などと発言していたのだから、アメリカ人の食すステーキなど口に合わないのだろう。
せいぜいクズ肉の牛丼ぐらいが日本人にはピッタリなのだ。

時折小雨が降る曇天だったので、持参したFM3Aと50mmで4本撮影しただけだ。
コンデジも持って行ったが、人ごみのなか瞬間的に撮影する事など(satoboには)無理だ。
やはりこういう時には自分でピントを合わせる方が早い。
昨日紹介した水平を知らせる秘密兵器だが、持っては行ったがそんなもの気にしている暇がないぐらいの撮影だった。
まあ、あれはPCレンズ用という事にしておこう。

日本人よりアメリカ人の方が(軍人、軍属であっても)人間的に魅力的なのかもしれないと感じた一日であった。
コメント (3)
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