Nonsection Radical

撮影と本の空間

何しに知多2

2009年08月02日 | Weblog
某月某日
南知多の内海という街を歩いたのだが、黒い板壁の建物が多い。
醸造関係というのはそういうのが多いようだが理由はわからない。
カビとの関係かなと想像もする。
satoboの田舎では某有名洋酒メーカーの醸造所があるのだが、麦芽を発酵させる際にその栄養分にカビがつくようで、町内で至る所に黒いカビが付着して問題になった事があった。
まあその問題も政治権力によってウヤムヤにされたのだが・・・

狭い路地を歩いていると、昔ながらの家も黒い板壁になっているのが趣き深い。
板壁の中は土壁である。
最近の住宅とはちと違う。

もちろんどこもが黒い板壁の住宅ばかりではなく、多くが新建材によるハイカラ住宅である。
しかしそんなものは興味を持たない。
写真に撮るのは趣きである。
だから写真は嘘をつくのだけれど。

昔ながらの町並みの地域と新しい町並みの地域とはなぜか別れているようだ。
収入の差もあるのだろうが、地域として発展しているところと、発展が止まってしまったところとがあるようである。
また昔の町並みのところは土地が不規則であったり、道が狭いなど立て替えるのに困難を伴うところが多い。
住む人と意見は異なろうが、旅行者にとって魅力のあるのは古い町並みである。








コメント (2)
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