Nonsection Radical

撮影と本の空間

腕時計

2012年09月07日 | Weblog
最近の人は腕時計を持たず、ケータイで済ましている人も多いらしい。
あいにくsatoboはケータイをいつも肌身離さず手に握りしめて生きている人間ではないので、時間を確認するのに腕時計が必要となる。
といっても、高級なものを持っているわけでもなく、カシオの8000円で買った安物で、仕事での行き来や外出時に使うだけで、室内では外してしまう。
その腕時計が、今朝駅に向かう途中で腕にしていない事に気がついた。
いつも置いておくカラーボックスの上に置き忘れたのだろうと思った。
取りに戻ろうかと思ったが、時間がないのと、腕時計がなくても何とかなるだろうとたかをくくり、そのまま一日過ごす事にした。
仕事場には置き時計があるので時間はわかる。
昼休みになって散歩に出かけるととたんに時間がわからなくなる。
そこで携帯ラジオを持ち、NHKを聴きながら時間を知ろうと思った。
ケータイを持っていこうという考えにはならないのだ(苦笑)。
ケータイはカバンの奥深くにあるはずだ(たぶん)。
12時15分までが全国のニュースで、20分までが関西のニュース、そのあとが「昼の憩い」の時間だと記憶している。
いつものようにブラつきながらラジオを聴き、適当な時間で仕事場に戻った。
しかし、途中でふと腕を見ると寂しいのだ。
時計がないのに、ふと腕をあげて手首を見てしまう。
そこには白く日焼けしていない腕時計の跡があるだけだ。
どうも調子が狂うなぁ。
そんな気分になってしまう。
それでも一日過ごし、帰宅してカラーボックスの上を見ると腕時計がない。
あら~どうしたんだろう?と思い、しばし考慮の末、はいていたズボンのポケットを探った。
すると、そこに腕時計が入っていた。
今日一日一緒に過ごしていたのだ。
問題は、なぜズボンのポケットに入っていたかだ。
それだけは、いくら考えてもわからない。
もう一度ポケットを探ったが、ないはずのお金はやっぱりなかった。
それは納得できた。




プラザ祇園・ショッパーズ老松 北九州市門司区


名古屋市中村区太閤4丁目5から
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする