Nonsection Radical

撮影と本の空間

夜の新宿裏通り

2010年03月02日 | Weblog
某月某日
昨夜は新宿歌舞伎町ゴールデン街へ行ったのだ。
実は以前都内に数年間住んだ事があるのだが、歌舞伎町には1,2度、ゴールデン街には一度も行ったことがなかったのだ。
都会の歓楽街というのは地方出身者のsatoboにとっては、人間の欲望が渦巻いて見え、どうも好きになれないのだ。
だから渋谷とか新宿などへは買い物以外に出かける事のない街だった。

そんな初心者のsatoboがいきなり夜の歌舞伎町へ向かったのだからココロ記するものがあった。
永井荷風よろしく肌身離さず持ち歩いている銀行通帳、納税証明書、米穀通帳、外食券などを会社へ残し、衣服には名前を縫い付け不明死体にならぬように気を配った。
もちろんパンツはおニューの勝負パンツである(ウソ)。

場所は地図で調べてあったので安心していたのだが、小田原急行電鉄で来たものだから西口側から東口に出るのに手こずったのは言うまでもない。
歌舞伎町の入り口の前の道(靖国通り)を花園神社の方へ歩いたのだが、satoboの前に一人歩く異国人の白人ダンシがいた。
通りにはキャッチがたむろしているのだが、さすがにプロ。
用なし金なし役立たずのsatoboと白人ダンシには声をかけないのだ。
これ幸いと二人縦列行進で地雷地帯を突破したのであった。

東京信用金庫を折れてゴールデン街に向かったが、この一角はウソのように人通りが減り、場末の歓楽街の様相であった。
もちろん花園交番の前は紳士たる歩行姿勢で職務質問を受けるのを避けたのは、これまた言うまでもない。
二階建ての長屋風タテモノを見回し、目当てのBar十月をすぐに見つけ、階段を上る。
ドアノブに手をかけ、そっと押し開いてsatoboのゴールデン街デビューの幕が開いたのでした。
もちろんピンクの枕を涙で濡らしたのは言うまでもない。
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月曜から午前様

2010年03月02日 | Weblog
某月某日
仕事を特急で終えて電車に飛び乗り夜の繁華街東京新宿歌舞伎町へ。
今夜から海原修平さんのミニ写真展「遠い記憶 ピンホール上海」が開催されているのです。
そこへ御挨拶をかねて写真を拝見しに行ったわけです。
海原さんにはコメントやアドバイスをいただいたり、写真集を譲っていただいたりしたのですが、お逢いした事がなかったので、1,2日に会場にいらっしゃるというので駆けつけたのです。
会場のBar十月に着いたのは8時半過ぎ。
ゴールデン街に脚を踏み入れたのは初めての事。
前もって地図で調べて行ったので迷わず行けました。

海原さんは温かく迎えてくださり、また知人の方を紹介してくださったりして楽しい時間を過ごしたのですが、アッという間に帰宅の時間に。
電車を乗り継いで帰宅出来たのは午前様。
最終電車に間に合って良かった。

またお逢いして色々な話を聞かせてくださいね。
コメント (2)
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