Nonsection Radical

撮影と本の空間

ラジオ局はデカすぎないか?

2010年03月06日 | Weblog
某月某日
某アカ週刊誌(週刊金曜日の事だよ)を読んでいたら、東京放送(TBS)のラジオ番組「アクセス」が高聴取率であるにもかかわらず終了するという記事があった。
理由はスポンサーがつかず、制作費が賄えなくなったからという憶測である。
だいたいラジオの聴取率というのはテレビの1/10ぐらいで、その分広告も取りにくいという事情もあるのだろう。
普段ラジオを聞いているsatoboも、番組での広告が減っている事はわかっている。
そのために広告を募集するとともに、聴取者を増やそうとしていることもわかる。
またラジオ番組をポッドキャストで配信したり、インターネットで同時配信する動きもある。
そうやってラジオを聴く人を増やして存続をはかろうとする「努力」は認めるのだが、satoboはガタイのデカさをなんとかしたらと思うのだ。

かなり昔聞いた話なのだが、アメリカのラジオ局のスタッフが日本のラジオ局に見学に訪れて、まずそのガタイのデカさに驚いたという。
詳しくは知らないが、アメリカのラジオ局はかなり小振りで、さらに地域コミュニティ局など一室で放送をしているという。
最近は日本でも地域コミュニティFM局がたくさん出来ているが、どこも小さな所帯である。
それに比べてAM局(この言い方わかるかなぁ)は、テレビ局と同じ経営母体のところが多いせいもあり、一等地の一等高いビルに存在している。
JOAKの愛宕山放送局も小ぶりだったし、もとの文化放送、ニッポン放送も小さかった。
それが今は立派な建物に成り上がり、それだけの維持費でも大変だと想像する。

もっとAM局はFM局を見習ってガタイを小さくしてもイイではないかと思うのだ。
そしてマイナーな立場になって、自由に放送を楽しめればと思うのだ。
ラジオはテレビと違って56インチ液晶などという高いモノを買わなくても楽しめる「庶民派」なのだから、それに見合った規模でイイと思う。
もちろん高価格のラジオを買えば感度がイイとかあるけれど、エアチェックも死語となった現在、放送も見た目はそこそこだけど味はかなり良いという路線をめざしてもあながち的外れでないと思うのだ。

とはいうものの、いくつかラジオを持っているsatoboだが、短波も聴けるソニーのスカイセンサーがいまだ自慢であることは付け加えておかずにはいられない。
コメント (4)
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