闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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SFを科学で検証する興ざめ記事

2012年11月04日 18時18分13秒 | Weblog
今日のMSNのMSN編集部ピックアップ
「夢を見ていたかった...ハリウッドSF大作を台無しにする7つの科学的事実」
これは私たちも知っているSF映画を、現在の科学レベルで解説した記事。

これを一読すると、そこに取り上げられた映画への興味を失う前に
その記事に対して興味を失ってしまいます。
何故なら、SF映画、即ちサイエンス・フィクション(科学めいた作り話)と
呼ばれているにも関わらず、まともに科学で解説する事自体興ざめだ。

空想科学読本という本でも、そのように科学で解説してあるのだが
大変ユーモラスに解説してあるので、読み物として大変面白いものだが
その記事では、そういう面白さもありませんからね。

その記事で解説されているのは、いまだ不十分な現在の科学レベルだし
そんなに冷静に解説したって、見る人の夢を壊すだけですからね。

以前、このブログでも書いたと思いますが、2010年という2001年宇宙の旅の
続編で、木星まで行ったロシアの宇宙船が、木星の重力を利用して減速する
シーンで、木星の大気と宇宙船を覆うバルーンが摩擦して激しく燃えます。
その際、木星が燃えるバルーンの右側にあるのにもかかわらず、
バルーンの燃えカスが下に落ちていくのは、明らかにおかしい

本当なら、宇宙船ですら引きつける木星の重力圏内に居るわけですから
木星の重力に引かれて、燃えカスも右側に流れて行かなければなりません。
しかし、そんな事はどーでもいいんですよね、そんなのは大きなストーリーの
一部でしかありませんから、その映画の面白さには全く影響ありません。

それどころか、現在の科学ではどーしようもないものを、未来の科学?で
スパッと解決できるところにSF映画の面白さがあるわけで
現在の科学だけで解決できるような映画なら、面白みはありませんよ。
だって現在の科学で解決できて当たり前ですから。

そのそんな事言い出したら、ハリーポッターもナルニア国物語も
ネバーエンディングストーリーもターミネーターも全部成り立ちません。

それに輪をかけて、その記事の中に『本物のNASAがトレーニングの一環として
「映画『アルマゲドン』の科学的誤り168項目をすべて指摘する」という課題を
出したことがあるそうです』とある。 宇宙開発の最先端のNASAたるものが
何とマヌケなトレーニングをしているものだと思いますね。

まぁ他人様はどーでもよいとして、私がそれらの映画を楽しめればいいですけど。
それを楽しめない人たちに対して、同情してしまいますよ。


今日目に付いた記事:
 ・万里の長城で日本人4人含む5人遭難 1人は意識不明
  万里の長城で「遭難」なんてあるんですね~、山だけじゃなかった?!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 映画は楽しむものですよ