闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

タナボタのイランとマヌケなアメリカ

2011年12月13日 22時48分52秒 | Weblog
中国漁船の違法操業で、韓国側に死者が出て大きな社会問題になっています。
韓国側に取り押さえられた漁船の船長の扱いに大注目です。
日本の場合は、死者はでていませんが、漁船で体当たりするという
違法行為をやっていたにも関わらず、送還してますからね。
逮捕した船長の扱いにより、腰抜け国家かしっかりした主権国家か
判断出来ようというモノです。

さて、アメリカの無人ステルス機が、イラン領内に墜落して
アメリカが公にイランに対して返還を求めておりますが、
イランは全く返還する意思がないようですね。

そりゃそうだ!友好国ならいざ知らず、随分アメリカに苦しめられていますから
おいそれと「ハイそうですか!」って返還するわけが無い。
時間をかけて徹底的に分析して、そして第三国に売却するでしょう。
そして数年後には、イラン製のステルス機が登場すると思いますね。

自国の最新鋭機が敵国領内に落ちて、それを徹底的に研究すると言うことは
太平洋戦争の時でもおこなわれた事で、墜落した日本のゼロ戦を
アメリカが徹底的に研究し、その弱点を見つけ出しそこを狙う作戦まで
立ててきたのですから、同じ事が現代でもありうるでしょう。

世界中で企業間の競争が激化する中、ライバル企業の製品を購入して
研究するという事は、ごく普通に行われている事と思いますがね。
その点、中国の模倣品製作者にはそういう知恵が無い。
単に模倣するだけで、品質的には全く太刀打ちできないモノしか作れない。

私がまだ若い頃、勤めていた企業のライバル企業が素晴らしい製品を出し
まだ研究段階にあったこちらは、どうしてもその企業の製品の足下にも
及ばないものしか開発できなかった事がありました。
そこで私が提案したのは「ライバル企業の製品を買って研究すればいい」。

しかし、「他人のモノを研究するような下品な真似ができるか!」と
一蹴されてしまったのですが、別にそれを真似てこちらが製品を作るのではなく
ライバル製品を研究して、こちらがそれでノウハウを、自分たちの独自性を
発揮できれば良いと思っていたのですけどね。

その結果、一時的にそのライバル製品とほぼ同等の性能のモノが出来たものの
現在では、その事業から撤退したようです。もちろんライバル企業は存続中。
あの時に、ライバル製品を研究して凌駕するモノをつくっておれば
攻守逆手のチャンスもあったはずなのにね。

そこでも「クソ真面目」というか、お育ちがよろしいようで
他人のモノを研究するのも潔しとしない日本人気質が出ていますな。
でも高度成長期においては、アメリカ製品を随分研究して、現在のような
大企業に育った企業もいっぱいあるのにね。

最近、私がいつも言っているように、現在は世界中で競争しているわけですから
人の道に外れるような悪ドイ方法で、他人の技術を盗むのは論外ですが
他人のものを研究してノウハウを得るのは、普通でしょう。

ですからイランも徹底的に無人ステルス機を徹底的に研究して
アメリカのステルス機に負けないものを創り出せばよいと思いますね。
マヌケなのは、アメリカの方ですから
最終的には、中国製ステルス機も登場するような予感がしますけど・・・


今日目に付いた記事:
 ・行革で税金の無駄排除…増税控え、民主が調査会
  今の民主党では無理でしょう

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 己を知るには、まず敵を知る。