闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

12月8日は暗い気持ちになる

2011年12月07日 21時03分40秒 | Weblog
明日は12月8日、70年前のその日、十分回避できた不幸に
アメリカの戦略に踊らされ、日本は自ら突き進んでしまいました。

真珠湾攻撃がクローズアップされる12月8日ですが、
同じ12月8日には東南アジアにも侵攻、英国軍と一戦を交えています。
東南アジアを西欧列強から解放するという名目と、天然資源を求めての
侵攻だったと私は理解していますが、果たして真意はどうだったのでしょうか。

「東南アジア」「戦争」というキーワードから私が連想するのは
「戦場にかける橋」と「ビルマの竪琴」でしょうかね。
いずれの映画でも、最後のクライマックスは悲しみを誘うような内容
橋が爆破され蒸気機関車が川へ転落していくシーンや、埴生の宿の合唱と
澄んだ竪琴の響き(私が見たのは中井貴一の上島上等兵)が思い出されます。

当時の状況の詳細はよく知りませんし、私が知っているのは
様々な文献やインターネットなどからの情報にすぎません。
現代に生きる私にしてみれば、小さな島国の人間が、遠い東南アジアや
中国奥地、南太平洋にまで広い範囲にまで出かけて行くとは、
如何に無謀な戦争であったかという結論しか出てきません。

出張で瀋陽(昔の奉天)や南京に行った時に、日本軍の無謀さを実感しました。
よくまぁあれだけ山の無い原野を行軍したものだと思いますね。
東南アジアだったら原生林の中、マラリアなどで多くの人が命を落としている。
以前、戦闘で死んだ兵士より、飢えや病気で死んだ兵士の方が
ずっと多いのだと聞いたことがありますが、どうやら事実らしいです。

そして戦争と言えば、いつも私が思うのは、戦争にかり出された人たちは
素晴らしい日本の将来や家族の将来のためと思って出かけたのでしょうけど
今の日本の凋落した体たらくを見たら、死んでも死にきれない気持ちでしょう。
その気持ちを考えると、私はいつも暗い気持ちになってしまいます。

私にとっての12月8日は、1980年ジョンレノンが射殺された日。
射殺される48時間前に収録されたインタビューが流れたのを
録音したテープを今でも保有していますが、その中でジョンが
将来の夢について語っている所が、何とも悲しいですね・・・
もしジョンレノンという人がまだ生きていたら、
世界の音楽界はまた違った姿になっていたかも知れません。
そしてビートルズが再結成される可能性が永遠に失われた日でもあり、
もしジョンが生きていたら、1日だけの再結成もあったかもしれないのに。

最後に、私が外国人で忘れ得ない命日は、ジョンレノンの12月8日と
スティーブ.ジョブスさんの10月5日ですね。
いずれも早すぎる死です、神様は何とも意地悪ですね。


今日目に付いた記事:
 ・<東日本大震災>津波襲う沿岸部 岩手県警が映像公開
  ジワジワとどす黒い海水が押し寄せてくるこの映像、音がないだけに
  逆に恐怖がかき立てられます。結局約30分間見ちゃいました。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 70年後の今も、アメリカの戦略に載せられてTPPに参加する気か!?
 やつら、何だかんだと理屈はつけているが、トドのつまりは他国を
 犠牲にしても、自分たちの利益しか考えていないのが見え見え。