闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

こっちも大事件

2010年05月09日 10時20分10秒 | Weblog
今日は母の日ですね、私も日ごろの親不孝を悔いて、
母親には少し親孝行らしい事をやってみたいと思っています。

さて、ギリシャの危機の陰に隠れていますが、
メキシコ湾で発生した石油掘削基地の爆発・沈没による原油流出事故も
原油流出地域がさらに拡大したり、長期化したりすると
今後、世界経済への悪影響も懸念されますね。

この事故のクセの悪いところは、原油タンカーの場合のように
事実上、原油の流出量に限界がないところです。
理論的には、地中に埋蔵された原油の圧力が下がるまで
流出し続けるところに大きな問題があります。
それでアメリカは政府をあげて、何とかパイプラインに栓を
しようとしていますが、今のところ成功していないようです。

素人考えでは、例えば日本の深海探査船「しんかい6500」が潜って
ロボットアームを使って、パイプラインの根っこの栓を止めたら良いように
思うのですが、そんな簡単な問題じゃないのでしょうかね・・・

今回の事故で流出している原油量よりずっと少ないタンカーからの
原油流出事故ですら、場合によっては、壊された生態系が元通りの戻るのに
何年も何十年もかかるのですから、今回の事故による生態系の破壊は
どのくらいで元通りになるのか想像もできませんな。

回遊魚は直ぐに戻ってくるかも知れませんが、根魚や海草・貝などの
海産物は、何十年にもわたって影響を受け続けるでしょう。
アメリカのメキシコ湾側の漁業は、何年にもわたって大打撃だ。

この事は、日本への影響も当然避けられません。
現在、海洋資源の取り合いが激化していますから、
この事件で、海洋資源の奪い合いに更に拍車がかかることは間違いありません。
その時、中国などと競争して、海洋資源を確保できるのでしょうか?

それにしても、こういう事件の遭遇するたびに
「人類の技術はまだまだ」だなぁ~と思いますね。
自分で建設したパイプラインを、自由に開け閉めできないんだからね・・・
せめて栓を開け閉めできなくても、パイプラインに詰め物くらい
簡単にできればいいのに、それすら今の技術ではとっても難しいですからね。

破壊する方は、地球をいくつも吹き飛ばすくらいの兵器があるのに
破壊されたパイプラインから漏れ出る原油を止められないんですから
何とも現代のテクノロジーはアンバランスです。
まぁそこが人類の愚かさかもしれませんけどね。
いずれにしても、世界中のあらゆる技術を結集して
早く原油流出を止めてもらいたいものですな。


今日目に付いた記事:
 ・米軍飛行訓練を全国に分散…政府検討
  実現できる可能性はあるのか??

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 母親に感謝