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なんて骨体

 いつも通りより少々早めに駅まで行ったのですが…
計画停電の影響で、JR在来線が全滅です。

でも「電車とまってるから遅刻しましたー!」みたいなのがキライなのと、
ここで経済活動を止めては、国の復興がそれだけ遅れる結果に繋がるので
少しでも働くことが被災地の為にもなると信じた上で行動あるのみだからです。

というわけで、
50kmほど先の職場まで、責任者の許可を取ってバイクで行ってきます。

うーん。皆様もお気をつけて。

 
 
◆18:30追記◆
 会社に行って参りました。
出社時間に”間に合わせた”メンバーは10人足らず。
最終的に12人の人間が、各々それなりの努力をして出社していました。
『仕方がない』と諦めずに。何かの役にたとうという志を持って。
本当に災害時には人間性が出ますよね・・・。
 
 無論、会社の責任者に確認をした上で、
相手が私を必要としている事実を認識してから出社していますが、
それもせずに自己判断で勝手に休むヤツ、
なんかわからん言い訳を電話口で延々と続けるヤツ。

 仕事に限らず、災害時には本当に人間性が出ます。
 「みんなやってるからいい」「自分だけ良ければいい」「自分だけでは損だ」
そういう認識ですよね。
 
 
 計画停電に関しては、最悪の事態を回避出来た事に喜ぶべきであり、
JRの判断についても運行の安全を考えたらば必要な措置だったと考えます。
人智の及ばない天災相手とは違い、人間が起こした問題に対して
言い訳して逃避しているだけでは一向に先には進めませんよね。
  自分の能力を求める人間が存在する以上(即ち誰かの役に立てる)、
いつもの手段がダメなら他の手段を講じるのがサルならぬ人間の証明です。
 
 
 それとは別に、政治家は場当たり的な対応に終始するのではなく、
ルールと秩序を作るのが仕事だという事をもっと自覚するべきですね。 
今こそ、その過剰に与えられた権力を行使するときだと思うのですが。
  
 

01_quake
 そうそう、湾岸の埋め立て地にある会社の駐車場。
まるで稲妻のように地割れを起こしていました。
震災後、2度目の大きな揺れの時には左右の地盤(というか人工物ですが)が
まるでスプリングに乗った板状の遊具のように踊りあっていました。

 帰路、地域の住民が主に使う国道は大渋滞。
左側の車線は完全に占有されており、
車がそこかしこからウィンカーも出さずに飛び出してきます。
『なんだろう、事故かな?』と思って注意しつつ進むと、
なんのことはないガソリン亡者共の群れでした。学習しねぇなぁ。
 
 
 引き続き、被災者の方々の少しでも多い無事の救出をお祈り申し上げます。
私は早速PCの電源を切って出来ることをさせて頂きます。
雀の涙以下の給料が入ったら、微量ながらも募金でもさせて頂くつもりです。
 
 
◆さらに追記◆
 現状復旧の努力はしましたが、取引先会社・本社のダメージも酷く、
業務上で自分たちの出来る事はひとまずここまでのようです。
自宅待機が1日か2日発生しそうですが、
震災でプライオリティを下げていた自分の事もいくつかやらねばですね。

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