今日はたぶん海の日。

　週末ですね～。
元同僚や、常に多忙なIT系の仲間達は今日も労働中かもしれませんが、
私は穏やかな休日を頂戴しております。なにか申し訳ないです。
　
　
　でも、時間を使うからには精一杯有意義に！（もちろん呆けるのもあり）と
朝イチでシャワーを浴びて髭を剃るとお出掛けすることに。
目的地は、なにやらイベントが行われているとネット広告で見た南海部品へ。

　先日からCBRのタイヤ交換などでお世話になっていたのは２りんかんですが、
この南海部品、普段はあまり立ち寄らない場所だったりします。
典型的な”チバ”や”イバラキ”のバイカーが屯している事が多いので（苦笑
それでも祭りの予感に誘われ、カブでトコトコと行くことにしました。

　【南海部品千葉店】です。

　週末ライダーはみんな考えることは同じなのか、
開店直後だというのに既に沢山のライダーが集まっていました。

　こういう時は決まって他人のバイクを観察したり、
自分のバイクを自慢しに行ったりという目的の手合いも多いのですが、
私のペンペン草レベルのCBR1000RRでそういう場所に行くと色々面倒です。
盆栽品評会に参加する程のバイクでもありませんし、そんな勇気もありません（笑

　案の定、高そうなバイクや沢山パーツを取り付けたのが停まっていました。
『情景に自然に溶け込む、迷彩機能搭載のカブで来て良かったなぁ』なんて。

　店の前のPOPを見ると、建物脇の駐車場奥で青空イベント開催中との事。

　歩いて行くと、幅20mほどのこぢんまりとしたバザーが開催されていました。

　一応一回りしてみたのですが、布ツナギの店員だかチンピラだかわからない人間が
ぴったり張り付いて来てなんとなく鬱陶しかったのでざっと見て終わり。
品揃え的には普段店内にあるアウトレット品を広げただけという感じでした。
例を出すと、CBR1000RRのリバースタイプELパネルに至っては値引きすらナシ。

　バザーの更に横のバイク即売会も気になるのはなかったなぁ。
60歳位の男性が、CB400SBらしいバイクを六十数万円で購入されていました。
CB400SBは、ライダーに歩み寄ってくれるとってもいいバイクですよね。
　　
　
　特に買うものもなかったので、結局隣のサンクスで細かいものを購入。
ライダー的フル装備（レーシングブーツではなくシューズでしたが）で
カブに跨り颯爽と出発です。

　出がけに、イベントに来たと思しきおじさま（６０代？）から
やおら「あのさ、青空バザーってどこですか？」と聞かれまして、
「建物の先の駐車場を左に曲がった突き当たりですよ」と応じると、
「そうかー。じゃああんまり大したモンはねぇかなぁ」
「ははは。まぁ…それなりに…（苦笑）。御覧になってみては」とお伝えしました。
これから行こうって人に”ショボかった”などとは悪くて言えませんよね＾＾；　
　
　帰りもストトトトッとカブで気持ちよく帰宅です。　
　
　
　　
　・・・が、ここで終わるわけありませんよね～♪今日はいい天気なのです。
気温は10℃程度、しかも翌日の日曜日は気温が上がり天気も少し下降気味。
花粉がさぞ沢山飛びそうな気配もありますので、今日がチャンスです。
　
　時間は既に午後でしたが、
ふらっと行って落ち着くのに丁度良い高滝湖や、
先日、仕事の合間の夜に行った東京湾沿いでは少し味気ありません。
さりとて距離を走ると夜になってしまうので、九十九里浜方面に行くことにしました。
　
【房総横断道路】などの、どのナビも案内するような混雑する道を避け
比較的流れの良い道をスイスイと進みます。
タイヤの慣らしもほぼ終えたので、ちょっと飛ばし気味にゆきますが
週末の昼間ですから出来る限りのんびりと走ることに致します。
　
　
　　
　60km程走ったでしょうか、
いよいよ房総半島東側にある長大な砂浜へ到着致しました。

　目的地は【九十九里有料道路】です。
この有料道路は、オートバイ料金は２００円です。
九十九里浜に添って弧状に走る快適なルートで、海を眺めながらの走行は格別です。
或いは千葉方面をツーリングするライダーにはお馴染みの道かもしれませんが、
各種のTV番組や、雑誌などにも頻繁に登場する場所です。

　先日などは、恐らく日本で２つしかないローカルバイク番組のうちのひとつ、
”週刊バイクTV”でも紹介されていました。
　
　　
　ただ走っているだけの動画ですが、
雰囲気をお伝えするには映像が最適かと思い、ムービーカメラで撮ってきました。
途中、オッサンのダミ声（私）が入っておりますが御容赦下さいませ＾＾；

　如何でしょうか。
正直に言うと、流れの速い道路に配慮して
法定速度（60km/h制限）をそれなりに超過した速度で走っていますが、
それでも凄いイキオイで追い抜かれます。
まー気持ちはわからんでもありませんが、遅い乗り物で無理して飛ばすのは危ないですよ。
　
　
　九十九里有料道路の終点付近にある、一宮休憩所で一休みです。

　いい天気です♪

　丁度CBRは木の陰に隠れてしまっていますが、
この場所がどれだけ海沿いに存在するのかが御覧頂けるかと思います。

　CBRの近くから。
写真にはFJRの方が写っていますが、他にも沢山オートバイが出入りしていました。
　
　
　ここでちょっと喉が渇いたので、トイレ休憩がてらコカコーラの自販機へ。

　「なんであんなに甘いものを毎日飲んでいたのかね、俺は（笑）」

　先日のRECERSのインタビュー記事を思い出しながら、Dr.Pepperを飲みます。
ドクターペッパーといえばスペンサーの好物ですよね。
成分の所為か異常にに炭酸が泡立つ飲み物ゆえ、
本当は350mlの缶が欲しかったのですが、売っていなかったので仕方なく500ml。
防波堤の上で銭湯よろしく一気飲みです。
　
　
　そうそう。
先述の動画を撮るためにカメラステーを使ったのですが、
このステーには欠点がありまして、取り付けるとタンクバッグが使えません。

　小さいタンクバッグを、かなり強引にタイラップで留めてあります（笑
給油をする時にはタイラップの１本を切断しなくてはなりませんが、
極端に伏せたりしなければ、ギリギリ操作の邪魔にはならない程度でした。
そもそもカメラがあると伏せられませんしね。
　
　
　
　海沿いを17km程続く快走路を往復（200円×2）ですっかり堪能し、
短い時間の割には満足したので、週末渋滞が始まる前に帰ることと致します。
　　
　
　普通に海までツーリングしてきただけゆえに、
なにも特別な事もない、サイドが余りまくりでお恥ずかしいタイヤですが・・・
自宅に戻るとフロントタイヤが妙な溶け方をしていました。

　BT-003STの時にはこういう溶け方をせず、綺麗に消耗していた気がします。

　様々な外的条件によって極端に状態が変わるのがタイヤですが、
GP250でチャンピオンになった青山選手のタイヤは本当に綺麗でしたし
スペンサーのタイヤも同様でしたので、理想としては綺麗に使いたいですね。
ありがちなのは、強引な操作や不適切な空気圧でタイヤを傷めつけてドロドロな状態。
一見派手ですが無茶をして勝つレースじゃないんですから。
　
　或いは、003STよりツーリング寄りのBT-016PROの方が弱いのかもしれません。
丁度コンパウンドが切り替わった横のような気もしますので、
今後、ペースを上げて走れるチャンスの時にまた様子を見てみようと思います。
　
　
　余談ですが、今日の行程の中で交通量の少ない山で
ちょびっとだけタイヤを積極的に使ってみた所の感触では、
BT-016PROの感触はかなり良かったです。
外気温が10℃丁度ぐらいで頻繁に四輪と絡むような環境ではタイヤも冷えがちですが、
そういう時の感触は明らかにBT-003STより良いですね。
ずぼらに走っていても神経質な面を感じないというのは、ツールとしてはいい事です。

　大型バイクをお持ちの皆様は、次回のタイヤ交換時に
BT-016PROをお試しになっても損はしないタイヤではないかと思います。
ある意味で【大型バイクの神経質な部分を和らげてくれるタイヤ】だと感じました。
　
　
　
　ともあれ、海はいいですね！
道中沢山のバイクとすれ違い、九十九里有料道路でも何台も見掛けましたが、
生身で走るオートバイと海岸線の相性は抜群だと思います。
これからの季節、皆様も元気に海方面へ走り出しましょうヽ(´ー｀)ノ