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こんな夜にはさ

『明るくなる時間が早くなってきたなぁ、しかも今日はいい天気だ』

 そんな風に駅のホームで電車を待っていると、
朝日に目を細めながらも段々とバイクで走りたくなってきました。
 それでも仕事をしている間は、
意識を完全に切り替えているのでバイクの事も意識の外だったのですが、
会社を出ると、冬から春に向けて長くなった陽が、
なんともいえない深遠な碧を示していました。
 
 
 
 ま。そうとなればライダーとしてやることは一つ。
翌日は仕事だというのに、事も無げにバイク装備に着替えると走り出しました。

01_start
実は、ちょっぴり急ぎ足で帰ってきたのはナイショ。
出発は丁度19:30頃だったと思います。
 
 
 自宅から走ること数十km。
東京湾の京葉線あたりまで到りました。
地名としては”蘇我”あたりになるのではないかと思いますが
そのまま閉店時間の過ぎたライコランド千葉湾岸店を通り過ぎ、海沿いへ。
 
 
 途中の大きな橋に設置されている電光掲示板の気温計では、
【5℃】などと表示がされていたりしますが、
仕事帰り、電車の暖房で火照った体を冷やすには丁度いい感じです。
スーパースポーツのような発熱量の多い(出力の高い)バイクに乗っていると、
気温は一桁~14度ぐらいまでが適温だったりします。
個人的にも、身が引き締まるぐらいの寒さが好みだったり。
 
 
 海沿いに港湾エリア進むと丁度突き当たりに、
入り口が封鎖されていない港があったのでオートバイで入ってみました。

 

02_shipram
 停泊していた船の舳先でバイクを停めます。
 
 

03_warf_cbr
 安物のデジカメですが、雰囲気は伝わるかしら。
 
 
 
 CBRの傍らで、対岸に目を遣ると・・・

04_plant
 なにかのプラントでしょうか、
夜の工場の情景が好きな人が多い事は、近年度々話題にされていますが
そういった気持ちもこれなら解ろうというもの。
化学工場ではありませんが、夜景に人工の灯はなんともいえず神秘的ですね。
 
 
 
 怪しいライダー装備で写真を撮っていたりすると、
『そろそろ船員さんに通報されるんじゃ?』という気がしてきましたので
ある程度夜景を堪能したところで出発です。
それでなくても、千葉港にはよくバラバラ死体が・・・くわばらくわばら。
 
 

05_monorail
 千葉港湾エリアを走り回り、気になった所で停まってみました。

 ここは千葉都市モノレールの軌道の横。
なんでも”世界最長の懸垂式モノレール”なんだそうですよ。
近年TVのCMで使われたり、アニメに出てきたなどとも話題になりましした。
丁度レールの下に”ぶらさがった”モノレールが通過しているところです。
 
 バイクの側でしゃがみ込んで写真を撮っていると、
横断歩道を渡ってきた人が「事故じゃないの?」などと仲間と話す声が。
フルフェイスのままで細かい会話は聞こえませんでしたが、
確かに暗い交差点でしゃがみ込んで入ればそう見えますよね(笑
 
 
 
 モノレール沿いに千葉の中心部まで進み、
もう時間が遅くなりつつありましたので、357号線から自宅へと向かいます。
なにせ明日も仕事ですから、なんともかんとも。
 
 

06_fuel
 自宅近くのガソリンスタンドでハイオクを入れていると
【147円/L】の表記が出ていました。
趣味のものゆえ、そんな無粋な事は気にしていませんでしたが
これだけ連日ニュースで騒がれ続けると、やっぱり高い気がしてくるから不思議です(笑
 
 
 
 ハイオクを満タンにした後、夕食はマクドへ。

07_mac
 最近多い24時間営業のマクドナルドですが、
いつも通り”ライドスルー”でお買い物です。総額1,500円也。
他の四輪ドライブスルー客への配慮的に、
レーンでもたつくような愚は犯しませんが、夜は空いているので多少は気が楽ですね。
 
 
 
 自宅に戻り、
近所に配慮しながら駐輪場のスロープを登りすぐにエンジンを止めます。
エンジンの冷える時の金属音を聴きながら、施錠を済ませました。
本日の走行距離はおよそ100km弱といったところです。
  
 
 あとは部屋で大量のマクドを喰らったら風呂に入ってまた明日の仕事。
ともすれば短調な仕事生活になりがちなのが社会人の日常ではありますが、
オートバイという非現実がそこに介在するだけで随分と感覚が変わるものです。

 「下らない事で悩んでいるヒマがあるならバイクに乗ろうぜ!」

 バイクにお乗りでない皆様、オートバイって本当にいいものですよ。
さーて、明日もがんばろうっとヽ(´ー`)ノ!

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